"本"カテゴリーの記事一覧
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図書館シリーズ3巻です。
郁と堂上がいい感じになってました。
思っていたより女の子女の子して郁がもじもじしていた。
かわいい。
柴崎もかわいい。
でも毬江が苦手です・・・。
今回でまたそれを思い知ってしまった。
この人の書く毬江タイプのキャラは
どうも自分には合わないみたい。
全然かわいく思えない。
内気で大人しい外見に比べて性格に棘がある気がする。
小牧は今までいい人だと思ってましたが
キレ方が毬江と同じで、自分的苦手な人の枠に入って
しまいました。
この神経質っぽいキレ方が苦手なんだな、きっと。
癇癪おこしそうな感じが。
その代わり手塚と玄田がかっこよかったです!
玄田好きです。
元々熊系の人は好きなので輪をかけて好き度がアップ。
横田さんも素敵だ。
指令もダンディ。
ところで柴崎と手塚は似合うなぁ。
堂上カップルよりこっちが気になるかも。
しかし見事にカップルだらけだ。
すごいね。
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芸人の麒麟の片割れさんの本です。
ど貧乏を経験した。
いい人だなぁ。と思いました。
優しくて思いやりがあってすごい。
懐深いね。
自分にはできそうにないです。
相方に対してこんなに愛情を向けているのも珍しい。
キャイーンと大差ないほど愛し合ってるかも。
映像化されるみたいですが、その時は2時間ドラマがいいなぁ。
なんとなく。
連続ドラマでもいいけど無理に間延びした作りになるのは嫌かな。
二時間じゃ足りないとも思うけど。
この人についての話で妙に印象的なのは
「楽屋に置いてあったパンを食べたら激昂した」と相方が語っていた
ことです。
「差し入れを食べてもいいじゃないか」という相方に
「あのパンは俺が食べたくて取っておいたんだ」と本気で訴えていたのが
印象的。
「あんなに怒ったこいつを始めてみた」と
後で相方がしみじみ語ってたのも印象的。
まぁブームブームでやりすぎると周りが「もういい」と
いう顔をしてしまうので、マスコミの人にはあまりはやし立てないで
もらいたいかな。(東京タワーの二の舞は嫌)
貧乏さんが周りから批判を受ける姿はあまり見たくないので。
この人が中学生の頃ホームレスという言葉は
なかった気がする。
「浮浪者」だよね。多分。
本当におつかれさま、と思う一方で
大金稼いで性格変わらないか心配・・・。
今のままでいてほしいな。
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ええと、ひかわきょうこ、です。
一回全巻揃えたんですけど手放していて
もう一度読みたかったので手に入れました。
文庫で読むと、大きなストーリーの流れがよくわかる。
あいかわらずのひかわ節もかわいい。
というか、泣ける。
文庫だと1巻につき1つ泣き所が入るんですね。
(単行本だと泣き所がない巻も出る)
でも
「神様、火事場の馬鹿力を」
という言葉は、泣けるのに笑ってしまいます。
本気で言ってるからますますかわいいよー。
ひかわさん、今は和物やってますが、
追いかけるのは年との勝負です・・・。
体弱いらしくてよく連載止まるんですよね。
(時間を止めて待っていて、もえらく止まった)
今のペースはあってるんだろうけど、本音で言うともっと読みたい。
でもこの方、アシスタントもろくに使わず
背景も自分で描く方なので無理・・・。
前に「アシスタントにして下さい」という話が、と
作者本人が本に書いてましたが
それ、本当に続きの読みたい人がそう言ったんだろうな、と
思います。
それで早く出してくれるなら自分も立候補してたと思う。
気持ちはわかる。
無理かもしれないけど、原案、監修やってくれないかな。
ああ、でもあの太めの線も好きなんですよね。
あの独特な体つきも。
うーん。
そういえば、文庫を読んで初めて
彼方から、の世界は「男は髪を伸ばす国」なんだ、と
気づきました。
遅っ。
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文庫で読みました。
岩館真理子ですね。漫画です。
自分的には主人公の「けいと」がやや微妙。
美人でかわいいんだけど英太郎のことバカにしてる部分が
ちょこちょこ出ていて、それが引っかかる。
(同僚に彼氏のことを「ペット」と言ったりね。
冗談だとわかっていても微妙。自分が言われたら
憤慨しそうだし)
結婚してからは好きなんだけど。
まぁ普通のOLかな。性格のいいところも悪いところも。
英太郎は好きです。
ドジだけど、馬鹿かもしれないけど心が優しい。
英太郎と妹の話が大好き。
なんか綺麗。
でも浮気は駄目だよー。
別の人へ流れる気持ちはよくわかったけど。
一方、けいとが英太郎の妹を振り回し使いまくるエピソードは
あんまり笑えず。
英太郎に飛びついて泣き出す妹に同情。
だってかわいそうだよ。
一人街をさまよった妹は心細かったと思うよ。
そんな妹の存在も忘れて
呑気に友達としゃべり待ち合わせの店を出てしまうけいとは
無神経すぎ。
英太郎浮気事件の時と同一人物とは思えないくらい。
(この時はなぜか忍耐力もあり懐も広い)
明るくて楽しいいい人なんだろうけど、うーん。
主人公の行動で
周りの人に微妙に迷惑かける、という意味では
篠有紀子さんの
「花きゃべつひよこまめ」が好きです。
昔よく読んでた。
でもこれ、迷惑かけられるのは主に旦那。
ほとんどが自分。
ところで篠さんので好きな本は
「白のイノセンティ」と「青のクレッシェンド」です。
隠れた名品だと思う。
(収録されている短編もいい)
でも絶版らしくて手に入らない・・・。
手放してしまったことを後悔してます。
あと手放して後悔しているのは
「伯爵と呼ばれた男」(@高口里純)です。
文庫だとなんか違う。
初版がいいです。あの黒枠の初版。
雰囲気があるんですよね。かっこいいの。
イラストと合っていて。
素敵です。
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やっぱり変だよ。一彰。
読み直してもそんな印象のまま。
なんだろう。この人浮いてるよね?
地面に立っていても浮いてる。
妻子がいて、ようやく地上に繋ぎとめられている感じ。
李歐のほうが
(人生めちゃくちゃで誇大妄想(しかし実現させる)で、
考えなしでめちゃくちゃなのに)
地に足つけてしっかりしてる印象がします。
一彰は李歐が理解できなくて最初「???」になっていたけど
途中で李歐のほうこそ「なんでだ!」になってたし。
李歐の方がわかりやすくて
一彰はわかりにくい。本当に。
考えが理解できないし、本人的には考えに考えて
この結論なんだろうけどやられた方はビックリすると思う。
行動がいきなりだから。
そして浮いてる感じは最後まで消えない・・・。
李歐が側にいないと、風に吹かれてどっかいくかもよ?
李歐のことだけ考えながら、それでもどっかいくかもよ?
どうも魂が体から浮いてるんだよね。
遠くにいる。
達観と言うより、幽体離脱っぽい。
いつも遠くばかり見ているせいかなぁ。
この人は山手線乗っててもスーパーで食品見てても
家でテレビ見てても遠くにいるんだろうなぁ。魂が。
このどうにも掴めない人を掴めるのは李歐だけなのかもしれない。
李歐ほどのインパクトがないと、一彰の目を止めることは
不可能だと思う。
そういう意味で、とてもお似合いです。この二人。
しかし、なんか遠いな・・・。
遠いせいなのか、読んでて寂しいです。
一彰に「大陸行く」って言われた妻の気分。
これがずっとまとわりついてます。困った。
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柴田よしきさんの理子シリーズで好きになったので
読んでみました。
というか、今読み中です。
が、なかなか進まず。
おかしいなぁ。
タイミングが自分的に合ってないのかな?
理子シリーズはなんといっても山内が好きで
(シリーズでは「月神」が好き)
だからこそ聖なる黒夜にはもうなんといっていいか・・・の状況に
陥ったんですが
この所轄刑事、しょっぱなに麻生さん
自分でホモ宣言してるんですよね。
あれ?
でも麻生さん結婚してたよね。一時期。
理子にもあっさり食われてたよね?
(まぁ理子は節操がないが)
男とも関係があったとも思ったけど
両刀だと思っていたから変な感じです。
(というか、奥さんとの幸せな日々が読めるかと
思っていた。いや、不仲になってずれていく
様でもいいけど)
なんだか別人みたい。
でも若いんだから別人で当たり前か。
とりあえずじっくり読みます。
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読んでます。
これ、文庫じゃない形のありましたよね?
でも文庫しか見つかりません。
ざっと読んだんですが、
最後笹倉さんが死んだのだけはどうにも辛いです。
李欧のかわりに銃殺って・・・。
この本、自分の苦手なものが入っているので
ちゃんと理解できていないかも。
李欧はどうも変な人という認識が消えず。
気が向いたら歌って踊るカリスマ美形、かな。一言で言うと。
でもなんか変。
それにはまってしまった一彰はなんというかもう。
数奇な運命という言葉でしか言い表せないような気がします。
妻と子と幸せになれていればよかったのになぁ。
でも一彰も変。
なんだろう。雰囲気が。
二人とも変です。上手く言えないけど。特に一彰。
ヤクザな人とか身近な人との距離感が不思議な感じ。
肩を揉みながら何を考えているんだろう。
どういう付き合いなんだろう。
軽く流しただけでは読み解けない。
恩とか義理人情とか交流とか、そういうヤクザな世界について
自分が知らなさ過ぎるだけかも。
守山さん(父)はとてもいい人だと思いました。
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リヴィエラの最後のほうに出てくる
手島の言葉ですが。
好きなので書いてみました。
リヴィエラ、何度も読んでいます。
わからないところがあるから、というのも
理由の一つですが、
なんかね。読めば読むほど面白くなって
きてます。
あれですね。コーヒーで言うとエスプレッソ。
高村作品は。
最初「苦っ」と思って、でも妙に気になって
何度か飲んでいくと「あ、モカだ」「ブルマンだ」と
気づく感じ。
高村さん好きは作品読み返す人が多いけど
これは作品数が少ないからだと思ってました。
(ごめん)
違ったんだね。
スルメのようにエキスを味わっているんだね。
そんなことに気づいた今日この頃。
ところで、読めば読むほど伝書鳩が好きになります。
いい人だー。
でも潰れかぼちゃ顔の大男って、多少髪を染めたぐらいじゃ
変装にならないと思うよ?
っていうか、何やっても変装無理・・・。
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すごい。
下巻を読んでるからわかりやすいかと思ってたら
上巻は下巻以上に入り乱れてました。
ストーリーの勢いがすごすぎて
ついていけてません。
一つ一つはわかるんですが
大きなうねりがわかっていると思ってたことさえ
よくわらかなくさせるというか。
下巻より大きな謎を感じてます。
でも言葉にならない。
文章上の謎ではなくて・・・人間関係の謎というか、
組織の謎というか国それぞれの考え方の謎というか、
なんといえばいいのか。
上手く言葉になりませんが、再び動揺してます。
海外に出てカルチャーショックを受けたような感じ、と
いうと近いのかな。
世界が違う感じです。
でも非常に気になります。
引き込まれる。見逃せない感じ。
じっくりと何度か読もうと思います。
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やはり読みやすいですね。
この人の文は。
文読みがあまり上手くない自分でも
すらすらと読めます。
で、図書館シリーズ2作目に出てきた本を
読んだのですが結果的にはやや微妙でした。
多分自分に合わなかっただけだと思う。
最初のメールのやりとりで少し
「うっとうしいな」と思ってしまい
(細かい突っ込みや切り返しが多くて)
男の子、女の子双方の逆切れメールで
どうにも・・・。
人を傷つける物言いが上手いんですよね。
上手すぎる。慣れすぎてる。
10代の子のように。
そこが引っかかったのかも。
自分があの両方のキャラに会ってあんなことを
言われたら無言で去ってるなぁ・・・。
お互い自分の意見を言うのはいいけど
「どちらかがどちらかを言い負かす」という
ような雰囲気を感じました。
必ずどちらかの意見にねじ伏せようとする。
そんな印象。
勝った負けたではないと思うんですが
お互いが勝ち負けにこだわっているような。
そして結局女の子の方が折れたような。
うーん。
彼女のことを「やぼったい」と表現した彼を、
自分があまり好きになれなかったせいもあるかな。
(その言葉はとても的確なんだろうけど、
無意識に人を傷つけることが多そうな人に思えたので)
だから彼が彼女の言葉に折れても、それは次の攻撃を
仕掛けるための前段階に見えてしまったのかも。
「そうだねわかるよ。でも」とか
「なるほどね。ところで」とか
そういう次のアタックを止めて、ただ頷くところが
ほしかったです。
ただ寄り添うだけのシーンが見たかった。
なんとなく、そう思いました。
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