手塚大先生の作品はいつも重い…。
「奇子」で分かっていたはずなのに。
体調を整えて読みましょう、と言う本です。
中途半端な体力だと本に負ける。
要注意。
ヒットラーがユダヤ人説はもう違うと
言われているそうだけど
もしそうでもおかしくないなと感じる。
アドルフ・ヒットラー(ナチス総統)
アドルフ・カミル(ユダヤ人)
アドルフ・カウフマン(ナチス)
と3人出てくるけど、
カウフマンとカミルは子供の頃友達で
でもカウフマンがドイツのナチス養成学校に
送られてから
二人の溝は広がり、生涯の敵になった。
「ユダヤ人はクズ」という
教育をされて、人殺し教育も受けて
カウフマンはユダヤを殺すことをなんとも
思わなくなった。
歴史とか教育はどこの国も多少なりとも
自国の都合のいいように改ざんしていて
それのひどいバージョンがナチスなんだろうけど
なんだかなぁ。
どうしてそうなるのかなぁという
方向にすべてが向かっていく。
止めようがないし、日本も変を変、嫌を嫌と言ったら
アカと呼ばれ社会的に抹殺される世界。
今も国は相当におかしいと思うけど
この頃はもっとおかしい。
生きるのが大変。
高度成長時代の人に年金はあんまりあげなくて
いいんじゃないかという気がするけど
この時代を生きた人には
年金たっぷりあげて下さい!という気持ち。
主人公(狂言回しと自分で言ってるけど)の峠は
弟が機密文書を渡したことで
弟を殺され、自身も命を狙われるけど
失礼ながら最初他の国が「文書を買うよ」と
声をかけてきた時に
売って海外に逃げるわけにはいかなかったのかな。
そんなことしたら殺されたか。
でも途中からスパイ組織になんとか渡そうとしていたんだし
最初から素直になれよ、と思ってしまった。
最後文書を奪われた日にヒットラー死亡の
ニュースは
カウフマンだけではなくて、読んでいた自分も
泣き笑いだった。
なんのために沢山の人が死んだのか。
結局何の役にも立たなかった。
それを持ったがために沢山の人が苦労して
大事な時にもただ持っていただけで
なんの意味もないものになった。
換金し損ねた宝くじというか。
弟からその文書を貰って
結局峠は何をしたのか。
弟のためになるようにと言いつつ
何もせずに終わってしまった。
弟は、ただ持っていて欲しかったのでは
無かったと思うよ。
ナチスに大打撃を食らわせたかったんだと思う。
そう思うと、どこの国でもいいから
渡した方が良かったんじゃ…と思ってしまう。
なかなかそうはできない現実があったんだけど。
誰も彼も信用できない状態だったしなぁ。
あと、最強の兵器は
やっぱり子供なんだなぁと痛感。
子供に銃が一番危険。
ゲーム感覚、誉められることを求めて
何の疑問も抱かずに殺しを覚える。
ケンカを覚えずに殺しを覚えるから
痛みが分からなくなるんだろう。
日本はずっと銃のない国がいい。
銃で人を殺すのは簡単だけど
刀は重く難しく疲れる。
人を傷つけた痛みも刀の方が分かると思う。
「奇子」で分かっていたはずなのに。
体調を整えて読みましょう、と言う本です。
中途半端な体力だと本に負ける。
要注意。
ヒットラーがユダヤ人説はもう違うと
言われているそうだけど
もしそうでもおかしくないなと感じる。
アドルフ・ヒットラー(ナチス総統)
アドルフ・カミル(ユダヤ人)
アドルフ・カウフマン(ナチス)
と3人出てくるけど、
カウフマンとカミルは子供の頃友達で
でもカウフマンがドイツのナチス養成学校に
送られてから
二人の溝は広がり、生涯の敵になった。
「ユダヤ人はクズ」という
教育をされて、人殺し教育も受けて
カウフマンはユダヤを殺すことをなんとも
思わなくなった。
歴史とか教育はどこの国も多少なりとも
自国の都合のいいように改ざんしていて
それのひどいバージョンがナチスなんだろうけど
なんだかなぁ。
どうしてそうなるのかなぁという
方向にすべてが向かっていく。
止めようがないし、日本も変を変、嫌を嫌と言ったら
アカと呼ばれ社会的に抹殺される世界。
今も国は相当におかしいと思うけど
この頃はもっとおかしい。
生きるのが大変。
高度成長時代の人に年金はあんまりあげなくて
いいんじゃないかという気がするけど
この時代を生きた人には
年金たっぷりあげて下さい!という気持ち。
主人公(狂言回しと自分で言ってるけど)の峠は
弟が機密文書を渡したことで
弟を殺され、自身も命を狙われるけど
失礼ながら最初他の国が「文書を買うよ」と
声をかけてきた時に
売って海外に逃げるわけにはいかなかったのかな。
そんなことしたら殺されたか。
でも途中からスパイ組織になんとか渡そうとしていたんだし
最初から素直になれよ、と思ってしまった。
最後文書を奪われた日にヒットラー死亡の
ニュースは
カウフマンだけではなくて、読んでいた自分も
泣き笑いだった。
なんのために沢山の人が死んだのか。
結局何の役にも立たなかった。
それを持ったがために沢山の人が苦労して
大事な時にもただ持っていただけで
なんの意味もないものになった。
換金し損ねた宝くじというか。
弟からその文書を貰って
結局峠は何をしたのか。
弟のためになるようにと言いつつ
何もせずに終わってしまった。
弟は、ただ持っていて欲しかったのでは
無かったと思うよ。
ナチスに大打撃を食らわせたかったんだと思う。
そう思うと、どこの国でもいいから
渡した方が良かったんじゃ…と思ってしまう。
なかなかそうはできない現実があったんだけど。
誰も彼も信用できない状態だったしなぁ。
あと、最強の兵器は
やっぱり子供なんだなぁと痛感。
子供に銃が一番危険。
ゲーム感覚、誉められることを求めて
何の疑問も抱かずに殺しを覚える。
ケンカを覚えずに殺しを覚えるから
痛みが分からなくなるんだろう。
日本はずっと銃のない国がいい。
銃で人を殺すのは簡単だけど
刀は重く難しく疲れる。
人を傷つけた痛みも刀の方が分かると思う。

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