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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

最近読んだ本 手塚治虫 ネオファウスト 火の鳥太陽編
手塚治虫祭り

●ネオファウスト
未完だったのか。読むまで知らなかった
ファウストの手塚版
手塚先生は小説や実在の物語を
漫画に使うことが結構多い気がする
ブッダとか、アドルフに告ぐとか
そういう時代だったんだろうか

●ぼくはマンガ家
うーん。アトムができる裏側が
知れたのは良かった

●火の鳥 太陽編
なんとか編というのが沢山あって、
しかも雑誌休刊で途中で終わっているものが
多くて書き直し?しているようで
繋がってるような繋がってないような
なんだかごちゃごちゃしてよく分からず
読んでも内容を忘れてしまう本
でも読んだ時の疲労感は覚えている
いわゆる
「生きるのは虚しいものだね」
という気持ち

太陽編は多分初めて読んだ
何を読んでも
手塚大先生の本には宗教、倫理といった
説教臭さがどうしても入り
そこに諸行無常が混ざるから
最後まで読み終えると
「ああ、そうですか。そうなんですね…」
という気持ちになることが多い

純粋な娯楽作って
リボンの騎士ぐらい?

関係ないけど
円形を使ったすごいコマ割りが出てくる
斜めのコマ割りも
これは本気ですごい
今見ても斬新
トーンに思える横線も、一ページまるごと
手で引いてある

あと、未来都市で少年が
昆虫を食べてる
これはあながち間違えてない
未来が見えてるの?
という気になる

カメラワークの視点がなかった
昔の漫画でも
かっちりとドラマのコンテのような
ドラマティックな
仕上がりをしてくる
そういうところ、やはり
タダものじゃないなぁと思う
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