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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

照柿2
一応読み終えました。
なんていうか、かわいそう。

合田さんが慰みものに使われちゃった部分しかり。
達夫が殺しをした後の状況しかり。
カキ氷を3つ並べて貪り食ってたお蘭しかり。
(最後のは違うか)

合田さんが夢で元妻に
「あなたはドアのない家です」と言われてて
何度も謝ってましたが

読んでて「窓があるだけいいじゃないか」と
思いました。

靴脱いで窓から上がればいいんです。
扉がないのに驚いているのは、家の中にいる人も同じ。
家の中で扉がないことにやっと気付いて、なんとかのこぎり
見つけ出してギコギコ切ってる最中じゃないか。
待っててあげなさい。そのくらい。

扉がないのは、防犯のため。
変な人にバターンと扉を開けられないため。
窓を叩いて、窓が高かったらハシゴを引っかけて
そこから出入りすればいいじゃない。
ノックすれば窓は開けてくれるんだから。

それにしても子供時代の手紙の残酷さには
参りました。
事件が起こってしまった後で見る幼い怒りは物悲しい・・・。

そうそう。お蘭が合田さんを見捨てたのも
なんとなく納得できました。
色ボケにもほどがあるって。
ああいう姿もかわいかったけどね。
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