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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

美しいこと
木原さんの本。
ボーイズなので子供は読むの不可。

で、内容。
面白かったです。
二人ともノーマルで、女装した時に助けられてから
相手の一途さにほだされて好きになり、
しかしいつまでも女装して合うわけにはいかず
男だと伝えたら嫌われて…と言う話。

この中の、男に告白された男の
「オカマでもゲイでもない君が僕のことだけ特別に
好きになった…そんな都合のいい話が
本当にあるんだろうか」
というセリフに大笑いした。

ホントだよ。全くだよ。
でも読んでると「それがなったんだよ…」
としか言いようがない。

散々冷たくして、相手を全く思いやらないで
いざ相手が自分から離れようとしたら
傍にいた時の心地よさを捨てられず
勢い余って追いかける。

連絡が取れなくなってから大事さを思い知るとか
自分がしても平気だったけど、相手からされると嫌
という身勝手さは、多分誰しもが経験あるもの
だと思う。
自分がしている時は、そこまで相手を傷つけているとか
思いもしないんだよね。
悪意なくやってるから。

最近は世間様にかなりゲイが浸透していると
思うけど(海外では結婚も許されているし)
「同性と恋愛」は「犬と結婚する」ぐらいに
どうしようもなく違和感を持つ人はいるんだろうな。

自分も違和感ゼロとは言いません。
恋愛は自由だから幸せになってくれとは思うけど
エイズのことを考えると諸手を上げて賛成もできず。

でも同性だろうが異性だろうが
好きな人に出会えることは幸せなことだよね。
幸せを追求するのを悪いとは思わないんだ。
昔から小姓とかいたし
存在はもう歴史の中に組み込まれている。

今みたいにオープンじゃないから
昔の人は大変だっただろうな。

いやでも、小姓は完全なるオープンだ…。
変な国だ。日本。
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