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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

あの花
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

ええ。有名な「あの花」です。
少し前ですがやっと全部見ました。

号泣。

最初の方で
「わざとらしー」とか思って済まなかったよ。
良い感情しか書かなくて
人ってどうよ、と思ったら
出てくる出てくる微妙なところ、ダークなところ。

なのにピュアだね。
どこまでもピュアだった。

大人が泣く、とか散々言われている理由が
分かった。

いたたまれないほど気恥ずかしい部分とかもあって
見ながら「のあ―っ」とか
のた打ち回る部分も実はちょっとあったんだけど

(あと青春っぽさが身もだえしそうで
見ていられなかったり)
なんかもう、心に残る作品でした。

普通っぽく作っておいて
表向きはどんな人でも対象にあいそうな感じで
オシャレっぽくも作られているんだけど
(映像のかわいらしさとか
エンディングの曲の選択とか、まさに)

そうやってなるべく多くの人を惹きつけるよう
間口を大きくしておいて
その中に徹底して追求するオタクっぽさを
どこまで入れるか、というのを
なにかで監督が話していた気がする。

(ノイタミナ枠は、普通の人には歓迎されるけど
「所詮オシャレな人向けのノイタミナ」みたいに
マニアックな人には軽視されるから、というような
内容だった)

実際に見ると、さらっと流れているものに
物凄く作り込まれている感がある。
一台詞とか、動きとか。
物凄く小さなところを
練って練って練って、みたいな。

なんだかビックリした。
すごく良かったです。
エンディングの曲とかも、合っていて
あれでまた涙が。

また見よう。
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