好きで好きでしょうがない。
今やってるラスエグはあれだね。
見ていて辛くなるね。
ラスエグ版
ロイエンタールとミッターマイヤー(BY銀英伝)には
胸が潰されそうになった。
オーランとソリューシュの二人。
生き残ったのは今回ロイエンタールの方だったけど。
オーランの生真面目さは好きだけど
そうまでして守った人は
守るべき意味があるのだろうかと
思ってしまった。
日本で言うなら天皇だけど。
象徴と言うか、傀儡と言うか
本人とは違う風に権威を持った架空の存在というか。
王の血筋ではあるけれど
あなたと同じ血の通った人間だよ。それは。
と思ってしまう。
人を神のように崇めることの意味を考えてしまう。
まぁ宗派の違いのようなものだからしょうがないけど
親友が殺し合いをするまでの価値のある人だろうか。
親友と言えば
昔のラスエグでも艦長がヴィンセントと戦うことになった時
艦長と一緒に飲むためにコーヒー淹れたヴィンセントが
「(友達と戦うのは)辛いぞ」と言ったことが
あったんだよね。
あれも胸にきた。
辛いのは君もだろう、と思って、切なさにしんみりした。
そのあとの二人の容赦ない戦い方に
違う意味で度肝を抜かれたけど。
ホント容赦ない。
あと艦長、あんな時に笑うなー。
でも艦長は笑うんだよね。
口元がふっと笑みを形作る。
あれが好き。
でもあの時は二人とも生きたけど
使い捨てにされた兵士たち沢山死んでるから。
彼等に名前がなくても戦艦落ちたってことは
大量に死んでるから。
二人の罪は重い。
前のラスエグはマエストロデルフィーネという
完全な悪玉が存在していたから
その分とてもわかりやすかったけど
今のは誰も悪くないけど戦争が起きてしまい
その理由がそれぞれの持つ信念で
その人から見たらそれは間違いなく正義だけど
他の人から見れば侵略、横暴、身内の死、国家の滅亡
になる。
これを見ていると、厄介なのは正義感にあふれる
人だなぁと思う。
信念なんて持つものじゃない、とも。
私は昔から戦争を無くしたければ「戦争を無くそう」
なんて上から目線で思わないことだ、と思っているけど
「戦争を無くしたいと思う」ってことは、自分の正義でもって
他人に干渉するってことなんだよね。
それが軋轢の始まり。
本当に戦争が嫌なら、侵略された時に
抵抗しなければいい。
相手のなすがままにすればいい。
そうすれば戦争にはならない。
その代わり、多分すべてを奪われる。
お金、土地、家族恋人ももしかしたら奪われる。
自らの勝ちを捨てて奴隷になることを享受できる人は
きっとそんなに多くない。
一人一人に守りたいものがある限り、戦争は終わらない。
今回の作品はそれを知らされている気がする。
本当に見ていて悪い人がいないんだよ…。
それでもことが次々と起こってしまう。
すごい作品。
嫌な人、と思っても、相手の気持ちも
なんとなく分かってしまう。
人の感情が一番大変。
どの国も自分の国が一番グチャグチャなんじゃないかと
思わせる。
力量のある作品だなぁと思う。
前作と言い今作と言い、本当に良作。
今やってるラスエグはあれだね。
見ていて辛くなるね。
ラスエグ版
ロイエンタールとミッターマイヤー(BY銀英伝)には
胸が潰されそうになった。
オーランとソリューシュの二人。
生き残ったのは今回ロイエンタールの方だったけど。
オーランの生真面目さは好きだけど
そうまでして守った人は
守るべき意味があるのだろうかと
思ってしまった。
日本で言うなら天皇だけど。
象徴と言うか、傀儡と言うか
本人とは違う風に権威を持った架空の存在というか。
王の血筋ではあるけれど
あなたと同じ血の通った人間だよ。それは。
と思ってしまう。
人を神のように崇めることの意味を考えてしまう。
まぁ宗派の違いのようなものだからしょうがないけど
親友が殺し合いをするまでの価値のある人だろうか。
親友と言えば
昔のラスエグでも艦長がヴィンセントと戦うことになった時
艦長と一緒に飲むためにコーヒー淹れたヴィンセントが
「(友達と戦うのは)辛いぞ」と言ったことが
あったんだよね。
あれも胸にきた。
辛いのは君もだろう、と思って、切なさにしんみりした。
そのあとの二人の容赦ない戦い方に
違う意味で度肝を抜かれたけど。
ホント容赦ない。
あと艦長、あんな時に笑うなー。
でも艦長は笑うんだよね。
口元がふっと笑みを形作る。
あれが好き。
でもあの時は二人とも生きたけど
使い捨てにされた兵士たち沢山死んでるから。
彼等に名前がなくても戦艦落ちたってことは
大量に死んでるから。
二人の罪は重い。
前のラスエグはマエストロデルフィーネという
完全な悪玉が存在していたから
その分とてもわかりやすかったけど
今のは誰も悪くないけど戦争が起きてしまい
その理由がそれぞれの持つ信念で
その人から見たらそれは間違いなく正義だけど
他の人から見れば侵略、横暴、身内の死、国家の滅亡
になる。
これを見ていると、厄介なのは正義感にあふれる
人だなぁと思う。
信念なんて持つものじゃない、とも。
私は昔から戦争を無くしたければ「戦争を無くそう」
なんて上から目線で思わないことだ、と思っているけど
「戦争を無くしたいと思う」ってことは、自分の正義でもって
他人に干渉するってことなんだよね。
それが軋轢の始まり。
本当に戦争が嫌なら、侵略された時に
抵抗しなければいい。
相手のなすがままにすればいい。
そうすれば戦争にはならない。
その代わり、多分すべてを奪われる。
お金、土地、家族恋人ももしかしたら奪われる。
自らの勝ちを捨てて奴隷になることを享受できる人は
きっとそんなに多くない。
一人一人に守りたいものがある限り、戦争は終わらない。
今回の作品はそれを知らされている気がする。
本当に見ていて悪い人がいないんだよ…。
それでもことが次々と起こってしまう。
すごい作品。
嫌な人、と思っても、相手の気持ちも
なんとなく分かってしまう。
人の感情が一番大変。
どの国も自分の国が一番グチャグチャなんじゃないかと
思わせる。
力量のある作品だなぁと思う。
前作と言い今作と言い、本当に良作。

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