時々妙に思い出す。
好きで、忘れられないけど、
胸が痛くて、人間の残酷さが大嫌いだけど
きっと自分も同じことをしてしまうんだろうなと
落ち込む作品。
最後エレファントマンが眠るところ。
枕を退けるところを思い出す。
普通に、人と同じように
眠ることが夢だったエレファントマン。
自分が死ぬとわかっていて
その願いを叶えた彼の安らかな顔を思い出す。
それと同時に思い出すのは
酒を飲んだ人達がエレファントマンのところに
おしかけて女を押し付けた男達。
女はエレファントマンに近づいたことで
恐怖で悲鳴を上げ
男達は彼の物を怖し
エレファントマンは悲しみ
周りの男達はそれを嘲笑い、また女達を彼に押しやり
周りの男達はそれを焚き付け…という
あの地獄のような時間。
人間の醜悪なところが全部詰まってる。
デヴィット・リンチがエレファントマンの
内面の清らかさより
彼の外見の醜悪さを描きたかったというのは
有名な話で、
でも自分はそれより普通の顔を人間の
外見で判断したり、彼を見世物にしたりする
当たり前の人間の残酷さと醜悪さを
見せたんだと思っている。
彼に優しかった医師でさえ、彼を研究材料として
みており、彼の自我の芽生え、頭の良さを
喜ぶ一方で、当たり前の人間としての
対応を心の底で求める彼を図々しくなったと見下す。
人間以下の扱いが当然だと心で思うまでもなく
判断する、その人間性が
「ああ、本当に人間ってそうだよね…」と
納得するというか。
悲しみと言うより妙な同意と虚しさがある。
でも自分もそうする。
そうしないようにと思っても
反射的にヒッと息をのむだろう。
彼がどんなに優しい人か分かっていても
嫌悪感が消えない。
多分消せない。
同情と嫌悪感は別物…でいいんだろうか?
酒を飲んで部屋をあらしエレファントマンを
傷つけたあの人間達と
自分は何が違うのか。
すまん。と思う。
この映画を思い出すたびに。
好きで、忘れられないけど、
胸が痛くて、人間の残酷さが大嫌いだけど
きっと自分も同じことをしてしまうんだろうなと
落ち込む作品。
最後エレファントマンが眠るところ。
枕を退けるところを思い出す。
普通に、人と同じように
眠ることが夢だったエレファントマン。
自分が死ぬとわかっていて
その願いを叶えた彼の安らかな顔を思い出す。
それと同時に思い出すのは
酒を飲んだ人達がエレファントマンのところに
おしかけて女を押し付けた男達。
女はエレファントマンに近づいたことで
恐怖で悲鳴を上げ
男達は彼の物を怖し
エレファントマンは悲しみ
周りの男達はそれを嘲笑い、また女達を彼に押しやり
周りの男達はそれを焚き付け…という
あの地獄のような時間。
人間の醜悪なところが全部詰まってる。
デヴィット・リンチがエレファントマンの
内面の清らかさより
彼の外見の醜悪さを描きたかったというのは
有名な話で、
でも自分はそれより普通の顔を人間の
外見で判断したり、彼を見世物にしたりする
当たり前の人間の残酷さと醜悪さを
見せたんだと思っている。
彼に優しかった医師でさえ、彼を研究材料として
みており、彼の自我の芽生え、頭の良さを
喜ぶ一方で、当たり前の人間としての
対応を心の底で求める彼を図々しくなったと見下す。
人間以下の扱いが当然だと心で思うまでもなく
判断する、その人間性が
「ああ、本当に人間ってそうだよね…」と
納得するというか。
悲しみと言うより妙な同意と虚しさがある。
でも自分もそうする。
そうしないようにと思っても
反射的にヒッと息をのむだろう。
彼がどんなに優しい人か分かっていても
嫌悪感が消えない。
多分消せない。
同情と嫌悪感は別物…でいいんだろうか?
酒を飲んで部屋をあらしエレファントマンを
傷つけたあの人間達と
自分は何が違うのか。
すまん。と思う。
この映画を思い出すたびに。

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