美輪明宏と丹波哲郎が話していた時の会話で
美輪さんがどん底の時に
チャリティのお金を障害者施設に持っていった時
「自分も借金だらけで、人に施しをあげられるような
立場じゃないんだけどな…」と自分の大変さを
思っていたら
施設にいた沢山の人の意識が自分へ向いたのを
感じたらしい。
彼等から
「あなたには動ける足があるのに」
「見える目があるのに、何を贅沢な」
「私は自由に話すこともトイレに行くこともできないのに」
「恵まれた人間が何を言う」
みたいな、強烈な意識を感じたらしく
慰問に行ったのに叱咤されて帰ってきた、と
言っていた。
自分の甘えた部分が分かるから
ボランティアするといいわよ、みたいな締めくくりだった。
障害を持った人は、周りの人に
そういうことを教えるために生まれた菩薩だとも
言っていた。
でもそれって、自分よりも不幸な人を見て
「うん、自分はまだ大丈夫」と思うことと
同じじゃないの?
他人の悲惨さを見て、自分の置かれた境遇に
満足しろと?
そういう状態になった人は
菩薩になりたくてなったわけではなかろう。
綺麗ではない状態で生まれた人もそうだけど
そうなりたくてその姿で生まれたわけではなかろう。
誰だって綺麗な方がいい。
嫌われないで済むから。
あなたが自分でその姿を選んだのよ、と言われたら
「断じて違う!」と声を大にして言いたい。
悲惨な環境に生まれた場合も同じ。
誰だって、綺麗に、金持ちのところに
苦労のないところに生まれたいんじゃないの?
生まれて間もなくで親に殺される子に対しても
「貴方は自分でその環境を選んだ」と
言えるのか。
この点、自分は到底納得できない。
言いたいことは分かるけど
どうしても納得できない。
というか、これに納得したら
人間として間違いという気がする。
美輪さんがどん底の時に
チャリティのお金を障害者施設に持っていった時
「自分も借金だらけで、人に施しをあげられるような
立場じゃないんだけどな…」と自分の大変さを
思っていたら
施設にいた沢山の人の意識が自分へ向いたのを
感じたらしい。
彼等から
「あなたには動ける足があるのに」
「見える目があるのに、何を贅沢な」
「私は自由に話すこともトイレに行くこともできないのに」
「恵まれた人間が何を言う」
みたいな、強烈な意識を感じたらしく
慰問に行ったのに叱咤されて帰ってきた、と
言っていた。
自分の甘えた部分が分かるから
ボランティアするといいわよ、みたいな締めくくりだった。
障害を持った人は、周りの人に
そういうことを教えるために生まれた菩薩だとも
言っていた。
でもそれって、自分よりも不幸な人を見て
「うん、自分はまだ大丈夫」と思うことと
同じじゃないの?
他人の悲惨さを見て、自分の置かれた境遇に
満足しろと?
そういう状態になった人は
菩薩になりたくてなったわけではなかろう。
綺麗ではない状態で生まれた人もそうだけど
そうなりたくてその姿で生まれたわけではなかろう。
誰だって綺麗な方がいい。
嫌われないで済むから。
あなたが自分でその姿を選んだのよ、と言われたら
「断じて違う!」と声を大にして言いたい。
悲惨な環境に生まれた場合も同じ。
誰だって、綺麗に、金持ちのところに
苦労のないところに生まれたいんじゃないの?
生まれて間もなくで親に殺される子に対しても
「貴方は自分でその環境を選んだ」と
言えるのか。
この点、自分は到底納得できない。
言いたいことは分かるけど
どうしても納得できない。
というか、これに納得したら
人間として間違いという気がする。

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