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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

最近読んだ本 百鬼夜行抄11
●百鬼夜行抄11

・二つの箱
大きなつづらと小さなつづら
二つ欲しい自分はずるい子供だ
開の見合いを内緒でセッティングした姉の環
律含む家族が駆けつけた食事会は
娘の代わりに息子が参加していた
息子の士郎に、律と間違えて家に誘われた司
出戻りの連れ子、紫保
紫保を娘だと思っているスズメの妖怪、ピーコ
子供の頃から姉を好きだった士郎が紫保に
昔親に取り上げられたリングを
プレゼントして両想いエンド
司が惚れられたと思って嫉妬する律
司をピーコに連れてかれて踊って取り戻そうとする
姿がかわいい

・とぎれた蔓
蝸牛の書き途中だった小説が
律と同じ大学に通っている男の手に渡り
現実が小説の通りになっていく
イケイケで空気を読まない叔父の妻が
実は死んでいて、男を好きでずっとそばにいたのが
かわいい

・小さい虫
ある一家で預かることになった女の子
郊外に一軒家を買った老夫婦が離婚で会えなくなってた
孫と暮らすことになるが、家には他に小さな女の子がいた
小さな虫が常に飛んでる家は嫌だなぁ
家にいた小さな幽霊は、遠くへ行かないように
親に紐で柱に括りつけられて死亡した女の子
血のシミが壁に出るからと家の壁がピンクなんだけど
よくピンクの家買ったなぁと思う
子供の霊はあっち行け!で散ったかと思ったら
成仏してないので数年後戻ってくるらしい

・鬼の嫁取り
伶さんと八重子(おばあちゃん)の出会い話
妖怪の世界に繋がってしまった道で
肝試しの証拠である真珠の首飾りを
バラバラにしてしまう八重子
その時一緒にいたおばあちゃんが
体が不自由な息子のためにしてはいけない秘術を使う
息子は体が治るが、赤間にすり替わり
おばあちゃんは代償として命を消すはめに
八重子はおばあちゃんの霊魂に毎夜引っ張り回される
なくした真珠を取り戻すために、妖怪相手に
物売りをする伶さんがお茶目
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