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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

最近読んだ本 あさきゆめみし
●あさきゆめみし 水の章、霧の章

水の章では源氏の妻、女三の宮が柏木と不倫して
子供を作ったところ
でもこれ、不倫と言うより一方的な夜這い
そして柏木は、源氏に自分の浮気がバレたと知り
罪の重さに体調を崩し、そのままストレス負けで死亡

三の宮には誰しもいらついている
不倫相手の子を産む三の宮は、加害者でありながら
悲劇のヒロイン気取りで
間男との子供を作ったことにチクリと嫌味を言った源氏を敵視
どうなってるんだ。この人

三の宮は六条の御息所がとりついたことで
自ら進んで尼になったというが、とりついていてもいなくても
変わらない感じ

柏木は自分の妻の三の宮の姉、二の宮を
つまらない女扱いしてガン無視していたので
あんまり同情できない


霧の章では、源氏の息子の夕霧が落葉の君(柏木の妻)に
言い寄り、メチャクチャ嫌われている
余りに夢中になり、自分をないがしろにする夫に
夕霧の妻の雲居の雁はお怒り。
紫の上は、六畳の御息所の祟りを受け、
どうにか回復したものの死亡

そして別の女のところに通い三昧だった
源氏が、あなたを愛しているとわざとらしく泣く
でも生きている間はあんまり大事にしないんだよなー
あっちにフラフラ、こっちにフラフラで

六条についても、厭わしい、嫌な女だったと
言い放つ
失ってからお前が大事アピールするのは
いわゆる別れた女によりを戻そうと粉をかける
浮気性の男の原型って感じ

紫の上は最後に
源氏を愛して幸せだったと言うが
源氏のことを「ひどい人」と言ったり
他の女のところへ行くように進めて
自分は陰で泣いていたり
あんまり幸せそうじゃない


源氏はそれなりに地位も高く立派で
見た目も良いのだが
やっぱりあんまり好きになれないなー

これを見ていると
昔は一夫多妻だったんだなと実感する

大奥といい、権力があれば
一夫多妻はしてもいいのかも
騒乱の元だけど


●ムービングボディ 動きとつながりの解剖学

なんとなく流し読み
見て分かったような、分からないような
人間は面白い形をしている
身体の上から足先までXの形で繋がってるのは面白い



●キャラクターはこう創る!

小池一夫のを何か読みたくて読んだけど
これは自分が読みたいタイプの物ではなかった
インタビュー集と
漫画の描き方を合わせたようなもの
小池さんの意見や理論をじっくり読みたいので
別の物で再挑戦する

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