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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

読んだ本  罪と罰 木原音瀬
●罪と罰 木原音瀬 小説現代2014年10月号

「首にカラーを巻いた松雪」と文に書かれているのに
挿絵は首にカラーを巻いてない
「たえ」という挿画家は、なにをやってるんだ・・・
機能してない編集にもムカつく
こういうミスは編集で止めるものだろう
編集は、作家も読者も、大事にしてないと感じる
良くあるミスなのは分かるけど、
見てしまった時はちょっと残念だった

優しく大人しそうな大学生・松雪が、故意で階段を突き落とされて
全身麻痺に。整形外科医の棚田は、素直で真面目な彼が
そんな事件にあったのを不憫に思う。
松雪に好印象を持ち、せっせと患者の為に尽くす棚田
その甲斐あって、奇跡的に回復
が、松雪が言った言葉が嘘だったことが次第にばれてくる
松雪の元カノが殺されていて、警察は松雪に目をつける
その間も罪悪感ゼロで次々と嘘を重ねていく松雪の
可愛い笑顔が、殺人犯だとわかることで、狂気に見えてくる
最後、病院内での殺人を記録していた彼のスマホを盗み見た棚田が
それを握ったままどうするのかと思ったら、警察に直行していた

あ、そうか
と思った
盗んだスマホ、返さないととダメだよなって思ってたから
盗み働いたまま警察へは、個人的に盲点

この話、医者の話なんだけど
知らない言葉が沢山出てきた

前にこの作者が医者三部作書いた頃に、本職じゃないと
書けない表記があったらしく、
この人の職業は看護師だという話を見たが事実だと思う

医療系、看護師の小説家結構多いね
BLだと小林典雅が看護師
小説家では、海藤尊、森鴎外、北杜夫、渡辺淳一、久坂部羊
アーサー・コナン・ドイルが医者
手塚治虫も医師免許あり

忙しい仕事なのに、よくハイスピードで書けるなぁ
サクサクこなす人は、なんでもサクサクこなすんだろう

この話、読んでたら体が痛くなった
骨系の話は弱いんだよね
記事見るだけでも血が引いて、体が痛くなって見ていられない
だから骨の接続部分は体がおかしくなってくるので流し読みした

映画見ていて主人公が傷ついているのと同じ部分が
痛くなる感応型には、この話の前半部分は
ちょっと痛いのでお勧めしない












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