タイトルと表紙がかわいくていいなぁと思ってて
優しい話だと評判も上々だったので
読んだんだけど
なんか微妙だった
最初男性かなーと思って読んで数行で
あ、この人女性だ
とわかって
そこからテンション落ちたのもある
ぽっちゃり系の女の子の一人称だけど
男性が書くのとは全く違う
女性の感性がモロだったから、
うわ苦手かも・・・と心配しつつ読んだけど
デブな自分を恥ずかしがっているのはいいけど
結構ひねくれてて
個人的にはひねくれ系も好きなんだけど
この主人公はなんか違った
卑屈に見せておいて
内心自信たっぷりで図々しい
気も強いし、結構身勝手だし性格良くはないよなぁと
読みながら思ってたけど
他の感想を見る限り
この主人公はとてもいい子だそうで・・・
うーん・・・
個人的にはいい子だとは思わないし
あまり好きじゃない
おっさん、おばさんっぽい図太さを
若いころから兼ね備えていて
それがちょっと好きな感じではなかったかな
私いつでも商店街の店の息子の嫁にって
誘われてるしぃ~
安全パイあるからとりあえず仕事はバイトを決めようっと
でもあれもここが悪い、これもここが気に食わない
私に適してないなど上から目線で職を選び
商店街のおばちゃんに声をかけられたら
にこにこ答えつつも
こっちを暗にデブっていうけど
あんたんとこの息子なんてアキバ系だから願い下げ~
私のこと言えると思ってんの?
という心の声が
一人称のためダダ漏れで
なんだかなーという気持ち
アルバイト先の和菓子屋に
嫌な客が来た時もわざと慇懃無礼に
先手売って礼を言い、
とっとと帰れ!をアピール
これも女性作家にありがちな
主人公は必ずだれからも好かれる法則が発動してて
誰かこの子を嫌っていいんじゃない?
小デブなの気にしてるのに痩せる気もないし
と思いながら読んでいた
自分でデブをネタっぽく笑いにして
ほらこの対応を待ってたんでしょ
私こういうキャラで行けばいいんでしょ
わかってますから~
としょっちゅう心の奥で言うのに
ちょっと人におなかが鳴ったのを笑われたり
大福に似てると言われただけで
猛烈に怒りまくり
態度に出しまくるのもどうかと思う
出てくる登場人物も全部嘘っぽかった
仕事中に株取引をしては店の裏(と言ってもデパートの一角)で
しょっちゅうギャーと叫ぶ女店長
細身の乙女系イケメンは二重人格のように
仕事以外ではオカマ口調でクネクネ
(仕事中は普通の口調)
見かけキレイ系の彼氏のいる女子大生は元ヤン
(これはすごくありがちな設定)
こう書くと個性あふれて多彩に見えるのに
読んでいるとみんな似たような感じがした
乙女系イケメンも
乙女だ乙女だと書かれていたけど
そうだっけ?どこに乙女があったっけ?
と後半に差し掛かるまで全くイメージできなかった
言葉だけは確かに乙女と書いてある
なんでかな
キャラが揃いも揃って全員ふわふわ浮いていて
個性を掴みにくかった
あと一か所名前間違いしてない?
終わりの方で
P373~374
言い終えるなり、立花さんは遠方へと走り去っていく
「あらら。梅本さんたら、また乙女を爆発させちゃって」(女店長?)
「ていうか、勝手に爆発するんですよ」(主人公?)
私たちは、顔を見合わせて苦笑した(女店長と主人公)
走り去ったのは乙女系男子の立花
梅本杏子は主人公
店長のセリフは立花さんたら、じゃないのかな
ここが梅本だとセリフの意味が自分は理解できない
でも文庫化ならこんなわかりやすい過ちは修正しているはず
となると、自分が状況を掴めてないのか?
としばらくグルグルした
前半の和菓子うんちくは
主人公18歳の女の子の軽い口調の中に
突然「資料沢山読んで調べました!その成果を見て!」と
いわんばかりに
重たい状態のものがドスンと落ちてきて
へら~っと人生を過ごしてる
(イケメンが嫌いだからイケメンが店にいると
知った瞬間に裏切られた、仕事辞めようかなと思うスタンス)
と噛み合わなくて
なんというか、ペラペラの紙の隣に
突然大きなセメントブロックがドカンと落ちてきたような
ミスマッチ感。
なんか読みながら突然うんちく語りをされるシーンに
違和感があった
段差がひどくて読んでてその違和感に負けてしまい
追いつけない
最後の話あたりはその違和感は控えめだったけど
最初の方のその噛み合わなさがひどくて
それが作られたキャラと重なって
より嘘っぽさが増してしまった感じ
うんちくだけを楽しむなら
うんちくで一冊にまとめてくれた方が読みやすいと感じる
その方が余計な文を読む必要もなくて無駄がない
キャラ物として楽しむには
キャラにイマイチ乗り切れなくて
ミステリーとして楽しむには
ミステリーの謎がとってつけたような感じなので
それもネタだけをまとめてくれた方が嬉しい
小説だとミステリーにするために
客の私生活にずかずか入り込む描写があって
「こんなに私的なことに口出されたり
噂のネタにされる店は嫌だなぁ」
と思ってしまった
人気がある本だ!と
期待しすぎてた部分があったのかも
主人公に好感があれば
もうちょっと楽しく読めたと思う
せめて三人称だったらよかったな
それか男性作家に書いてもらいたかった
なんとなく
優しい話だと評判も上々だったので
読んだんだけど
なんか微妙だった
最初男性かなーと思って読んで数行で
あ、この人女性だ
とわかって
そこからテンション落ちたのもある
ぽっちゃり系の女の子の一人称だけど
男性が書くのとは全く違う
女性の感性がモロだったから、
うわ苦手かも・・・と心配しつつ読んだけど
デブな自分を恥ずかしがっているのはいいけど
結構ひねくれてて
個人的にはひねくれ系も好きなんだけど
この主人公はなんか違った
卑屈に見せておいて
内心自信たっぷりで図々しい
気も強いし、結構身勝手だし性格良くはないよなぁと
読みながら思ってたけど
他の感想を見る限り
この主人公はとてもいい子だそうで・・・
うーん・・・
個人的にはいい子だとは思わないし
あまり好きじゃない
おっさん、おばさんっぽい図太さを
若いころから兼ね備えていて
それがちょっと好きな感じではなかったかな
私いつでも商店街の店の息子の嫁にって
誘われてるしぃ~
安全パイあるからとりあえず仕事はバイトを決めようっと
でもあれもここが悪い、これもここが気に食わない
私に適してないなど上から目線で職を選び
商店街のおばちゃんに声をかけられたら
にこにこ答えつつも
こっちを暗にデブっていうけど
あんたんとこの息子なんてアキバ系だから願い下げ~
私のこと言えると思ってんの?
という心の声が
一人称のためダダ漏れで
なんだかなーという気持ち
アルバイト先の和菓子屋に
嫌な客が来た時もわざと慇懃無礼に
先手売って礼を言い、
とっとと帰れ!をアピール
これも女性作家にありがちな
主人公は必ずだれからも好かれる法則が発動してて
誰かこの子を嫌っていいんじゃない?
小デブなの気にしてるのに痩せる気もないし
と思いながら読んでいた
自分でデブをネタっぽく笑いにして
ほらこの対応を待ってたんでしょ
私こういうキャラで行けばいいんでしょ
わかってますから~
としょっちゅう心の奥で言うのに
ちょっと人におなかが鳴ったのを笑われたり
大福に似てると言われただけで
猛烈に怒りまくり
態度に出しまくるのもどうかと思う
出てくる登場人物も全部嘘っぽかった
仕事中に株取引をしては店の裏(と言ってもデパートの一角)で
しょっちゅうギャーと叫ぶ女店長
細身の乙女系イケメンは二重人格のように
仕事以外ではオカマ口調でクネクネ
(仕事中は普通の口調)
見かけキレイ系の彼氏のいる女子大生は元ヤン
(これはすごくありがちな設定)
こう書くと個性あふれて多彩に見えるのに
読んでいるとみんな似たような感じがした
乙女系イケメンも
乙女だ乙女だと書かれていたけど
そうだっけ?どこに乙女があったっけ?
と後半に差し掛かるまで全くイメージできなかった
言葉だけは確かに乙女と書いてある
なんでかな
キャラが揃いも揃って全員ふわふわ浮いていて
個性を掴みにくかった
あと一か所名前間違いしてない?
終わりの方で
P373~374
言い終えるなり、立花さんは遠方へと走り去っていく
「あらら。梅本さんたら、また乙女を爆発させちゃって」(女店長?)
「ていうか、勝手に爆発するんですよ」(主人公?)
私たちは、顔を見合わせて苦笑した(女店長と主人公)
走り去ったのは乙女系男子の立花
梅本杏子は主人公
店長のセリフは立花さんたら、じゃないのかな
ここが梅本だとセリフの意味が自分は理解できない
でも文庫化ならこんなわかりやすい過ちは修正しているはず
となると、自分が状況を掴めてないのか?
としばらくグルグルした
前半の和菓子うんちくは
主人公18歳の女の子の軽い口調の中に
突然「資料沢山読んで調べました!その成果を見て!」と
いわんばかりに
重たい状態のものがドスンと落ちてきて
へら~っと人生を過ごしてる
(イケメンが嫌いだからイケメンが店にいると
知った瞬間に裏切られた、仕事辞めようかなと思うスタンス)
と噛み合わなくて
なんというか、ペラペラの紙の隣に
突然大きなセメントブロックがドカンと落ちてきたような
ミスマッチ感。
なんか読みながら突然うんちく語りをされるシーンに
違和感があった
段差がひどくて読んでてその違和感に負けてしまい
追いつけない
最後の話あたりはその違和感は控えめだったけど
最初の方のその噛み合わなさがひどくて
それが作られたキャラと重なって
より嘘っぽさが増してしまった感じ
うんちくだけを楽しむなら
うんちくで一冊にまとめてくれた方が読みやすいと感じる
その方が余計な文を読む必要もなくて無駄がない
キャラ物として楽しむには
キャラにイマイチ乗り切れなくて
ミステリーとして楽しむには
ミステリーの謎がとってつけたような感じなので
それもネタだけをまとめてくれた方が嬉しい
小説だとミステリーにするために
客の私生活にずかずか入り込む描写があって
「こんなに私的なことに口出されたり
噂のネタにされる店は嫌だなぁ」
と思ってしまった
人気がある本だ!と
期待しすぎてた部分があったのかも
主人公に好感があれば
もうちょっと楽しく読めたと思う
せめて三人称だったらよかったな
それか男性作家に書いてもらいたかった
なんとなく

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