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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

最近読んだ本 百鬼夜行抄13
●百鬼夜行抄13

・夜半の客
なぜか男が次々と亡くなる家系に生まれた
病弱な「カオちゃん」は、夜中に不思議な老人たちの
会話を聞く
当主である縁お姉ちゃんとの見合い話が開に持ち上がる
開は見合いの途中で老婆に会い、箱を預かる
その箱は家の主(巨大ヤモリ?)が入っていて、
家につく幽鬼達を追い払う
当主の縁は実は命がとうに尽きていて
見合いの席で死亡
病弱なカオちゃんは実は男の子で、
家族は彼を守るために
病弱だと思い込ませていたらしい

・晴れ着
開の残した式神が律の家で暴れる
青嵐の体を留めていた鏡が割れて
青嵐が分裂。二分の一青嵐になる
一方、子供の頃から憧れていた晴れ着を
道具屋に買われたところを見つけた麗奈は
道具屋から安価で買い戻す
晴れ着をワガママな従姉?に先に
着られてしまうが、その女性は死ぬ
呪われた晴れ着を一時預かった晶も呪い殺されそうになる
地味な自分を晴れ着で力づけようとしていた麗奈は
幽鬼を出して普段着で彼のところへ行く
晴れ着を処分しようとした律は
晴れ着の中に入った青嵐を本体に戻すことに成功
しかしまだ四分の三青嵐。不足分はどこへやら

・月影の庭
四分の一青嵐と鏡の欠片を捜し中
晶は三郎が冷たいことに浮気を疑い悩むが
三郎は彫刻などの腕前が認められて忙しくなっていた
どんどん現実にいる時間が短くなり
箱庭に入り浸る三郎
作った物に魂がこもり、ミニチュアの家に娘を
取り込んで戻さない男も出てくる
三郎と律が子供を取り返す
四分の一青嵐は、木に宿り三郎の手で彫刻に
鏡の欠片は三郎の住む箱庭に突き刺さっていた

・餓鬼田の守り神
三郎と離れたくなくて、3年間口を利かない反魂術を
行う晶。その時に会った男は家で人を殺していた
死体が消えて慌てる男は、その男の娘と一緒に
家で暮らすことになる
餓鬼田の末裔である男は、ひだるい神に憑りつかれて
飢餓に苦しみ、娘を手にかけそうになる
ひだるい神に祟られた原因は
家の裏にある池を埋めたことらしい
男は、母に捨てられて律が探していた
三郎の箱庭を持っていた
律はひだるい神達を三郎の箱庭に案内して
ずっとご飯を食べられるようにする

読むと分かった気がするんだけど、一歩離れると
内容が分からなくなる
女の子と男は恋に落ちそうな雰囲気
ところで無くなった遺体はどこへ?
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