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日常つらつら日記

気の向くまま綴りごと

保険発祥の地、イギリスではほとんどの人が生命保険に入らない
これは有名な話
人間の生命保険加入率は
ペット保険以下らしい

でもね、これ医療制度が特殊で
お薬以外の医療費が無料だから

イギリスには国営の医療サービスがあって
それぞれの人が自分のかかりつけ医を
最初に指定していて
(気に入らない場合変更可能)
皮膚科、眼科、心臓、どんな内容であれ
どんなにひどい状態であれ
まずそのかかりつけ医に行かないとダメ

そこからその医者でどうにもできないことは
それぞれの病院に振り分けるらしい
処置もやっつけが多いっぽい?

国立病院のかかりつけ医は診断が無料なのもあって
毎日激込みで
ちゃんと予約時間に行くのに
何時間も待つことはざらにある

何時に診てもらえるかなんてわからないが
痛くてもじっと待つことが必要

それに耐えられない場合は
設備が完璧に整っていていつでも受け入れ可能
翻訳スタッフまで従事している
素晴らしい対応の私立病院はあるが、
100%自由診療で非常にお高い

貧富の差が非常にはっきり出ている



そりゃ薬代以外かからないんなら
生命保険なんて誰も入らないよ!

と思うと同時に

金がない人はそれなりの対応で諦めろ
金持ちと同じ治療ができると思うな、
というような強烈な意思を感じた



だって待ち時間
丸一日くらいかなと思ったら
2,3週間当たり前
下手すりゃ半年って出てくるんだよ
(かかりつけ医から国立大学病院への
紹介状を手に入れるまでに一か月かかるらしい
緊急だと早めてくれるようだけど)
さすがに病院待たせすぎでは


ちなみに風邪ぐらいだと病院が受付しないみたい
そりゃそうだ
二週間後にはたいてい治ってる
インフルエンザでも二週間あれば大体治ってるな
それか超絶悪化してるかだ

患者が沢山いるので限りある病床では
入院はほぼできず
出産は入院なしで即日帰宅させられるらしい

大量の人をコンスタントにさばいていくぜ!
という気概を感じる



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