木原音瀬 著
読んだ。
知ってる程度の屋敷の、顔も見たこともない老人・プロイルスが
死んだらしく、館に住むビルア種の青年ライヴァンに
最後の晩餐に誘われた青年や子供4人
彼らは2粒ずつ、
望みを願って飲む、または飲ませれば願望が叶うという
「願いの叶う薬」を貰う
その貰った人たちの話
近未来の話で、同性婚あり
人口の1割がビルア種と呼ばれる、耳としっぽのついた人種
ビルア種の中には異様に頭がイイが、30歳前後で
5歳程度の知能になってしまうというハイビルアという種が
存在している
電話はフォーンという名前。立体画像が出る
通貨はシャム(猫かと思った)
エアタクシーなどがバンバン出る
↑
ここまでが定義
1話 take lovers
昔はバカ息子だった金持ち男・ジョエルが、
嫌いで虐めていた男を好きになってしまい
努力して自分を変えて結婚してもらうが、式をすっぽかされる
ビルア種である恋人の八尋が言うには、
イジメが嫌で、自分を好きになるようにと薬を飲ませた
こんなクズ男に惚れるわけないから、つれなくして
溜飲を下げようと思っていた
けれど好きになってしまい、
薬の期限がいつ切れるか分からなくて怖くなった
手元にある薬で最初の薬の効果は解除できるが、
自分を好きではなくなってしまうのも怖い
薬のせいで惚れてるだけなら、
結婚したら君の人生を壊してしまうと言われて
好きな気持ちを証明するためにジョエルは薬を飲む
結果、あれだけ愛し合っていたのに
八尋に対して性的に反応することはなくなった
カウンセラーに、恋愛ではなく家族の情になったと言われるジョエル
好きな気持ちは消えず、抱けるように
必ず好きになるから傍にいてと八尋にしがみつき、願う
2話 dear brother
テロリストの一味に加担しているバート(正しくは芭亜斗)は
金に困っており、親の遺産が欲しくて
事故死した兄の遺体を掘り起し、口移しで薬を飲ませ
(じゃないと死体が上手く薬を飲まなかった)
「生き返れ。(遺産のカギである)ロウゾの鍵のありかを
喋ったらすぐに死ね」と願う
兄ケビンは生き返るが、テロリスト集団に貢ぐのが
分かっているため、鍵の在り処は言わない
バートがまっとうになったら親が渡すつもりでいたことを伝える
監禁されて逃げ出すが、ケビンは自分が死んだことを知る
死んだ自分は市民登録が抹消されており、居場所はなかった
昔バートは兄大好きで、ケビンも弟を大事にしていた
が、ケビンは自分が養子だったことを知り、バートに対する
態度を変えていく。バートは淋しさのあまり非行に走り
テロ集団に加わり、父はバートと縁を切った
バートは父の態度が養子に対する公平さとは思わず
兄だけが特別に愛されてると羨ましがる
兄は子供の頃の自分の嫉妬を認め、バートに優しくする
バートは血が繋がってないとは知らないまま仲直り
遠くに行って二人で生きて行こうと誓うが、
鍵のありかを教えたケビンは絶命
けれどバートが気がつくと、ケビンは薬を飲ませた状態のまま
薬を一つ人にあげていたバートは、ライヴァンのところに
薬を寄こせと詰め寄る
薬はなく、薬に死体を蘇らせる力もない。自分も薬を含んだため
兄の精神だけが薬の効果を発揮し、バートの体に入り込み
兄が生きていたらという世界を脳でシミュレーションした
のだろうと言われる
鍵は兄から渡された実家の部屋にあり、兄の死体と実家に戻り
生き返れと願うバートで終わり
3話 eternal friend
ハイビルア研究所にいる頭のいい老犬、ジョンは研究対象
3か国語を操る完璧な頭脳を持っていたが
年も取り、めんどくさくて普通の犬のフリをしていた
おなじ研究所にいるニコラスは少年だが、頭は5歳児並み
心優しく、ジョンにとっては誰よりも大事な人
ある日、葬式に行ったニコラスが願い事が叶う薬を貰い、大喜び
研究所内で仲良く暮らしていたが、研究所のサンプルである
ビルア種の子供・ラビが死んだことで
警察の手入れが研究所に入ることになる
非合法な研究を繰り返していた職員は慌てて
資料などを処分
ニコラスとジョンは部屋に閉じ込められ、睡眠薬を盛られて
放火で研究所ごと焼き殺されそうになる
なんとか逃げ出した二人は一粒ずつ薬を飲む
ジョンは、ニコラスとずっと一緒にいられるように
人間になりたい
人間になって喜ぶジョンだが、ジョンと話がしたいと望んだ
ニコラスは人の言葉を理解できず
「ワン」としか鳴かないようになっていた
その後、二人で貧民街で暮らしている時に研究所の職員と会い
ジョンはニコラスと、脳を入れ替えられていたことを知る
犬の脳で、本当に犬になってしまった
本来の自分の体を持つニコラスをジョンは
ずっと守っていこうと誓い、抱きしめる
話はとても面白いんですが、この本自分的には
なかなか読み進められなかった
この作者の話はグイグイのめり込ませるものがあるんだけど
途中からは確かにあるんだけど
なかなか目が進まず。原因不明です
近未来だからかな・・・
読んだ。
知ってる程度の屋敷の、顔も見たこともない老人・プロイルスが
死んだらしく、館に住むビルア種の青年ライヴァンに
最後の晩餐に誘われた青年や子供4人
彼らは2粒ずつ、
望みを願って飲む、または飲ませれば願望が叶うという
「願いの叶う薬」を貰う
その貰った人たちの話
近未来の話で、同性婚あり
人口の1割がビルア種と呼ばれる、耳としっぽのついた人種
ビルア種の中には異様に頭がイイが、30歳前後で
5歳程度の知能になってしまうというハイビルアという種が
存在している
電話はフォーンという名前。立体画像が出る
通貨はシャム(猫かと思った)
エアタクシーなどがバンバン出る
↑
ここまでが定義
1話 take lovers
昔はバカ息子だった金持ち男・ジョエルが、
嫌いで虐めていた男を好きになってしまい
努力して自分を変えて結婚してもらうが、式をすっぽかされる
ビルア種である恋人の八尋が言うには、
イジメが嫌で、自分を好きになるようにと薬を飲ませた
こんなクズ男に惚れるわけないから、つれなくして
溜飲を下げようと思っていた
けれど好きになってしまい、
薬の期限がいつ切れるか分からなくて怖くなった
手元にある薬で最初の薬の効果は解除できるが、
自分を好きではなくなってしまうのも怖い
薬のせいで惚れてるだけなら、
結婚したら君の人生を壊してしまうと言われて
好きな気持ちを証明するためにジョエルは薬を飲む
結果、あれだけ愛し合っていたのに
八尋に対して性的に反応することはなくなった
カウンセラーに、恋愛ではなく家族の情になったと言われるジョエル
好きな気持ちは消えず、抱けるように
必ず好きになるから傍にいてと八尋にしがみつき、願う
2話 dear brother
テロリストの一味に加担しているバート(正しくは芭亜斗)は
金に困っており、親の遺産が欲しくて
事故死した兄の遺体を掘り起し、口移しで薬を飲ませ
(じゃないと死体が上手く薬を飲まなかった)
「生き返れ。(遺産のカギである)ロウゾの鍵のありかを
喋ったらすぐに死ね」と願う
兄ケビンは生き返るが、テロリスト集団に貢ぐのが
分かっているため、鍵の在り処は言わない
バートがまっとうになったら親が渡すつもりでいたことを伝える
監禁されて逃げ出すが、ケビンは自分が死んだことを知る
死んだ自分は市民登録が抹消されており、居場所はなかった
昔バートは兄大好きで、ケビンも弟を大事にしていた
が、ケビンは自分が養子だったことを知り、バートに対する
態度を変えていく。バートは淋しさのあまり非行に走り
テロ集団に加わり、父はバートと縁を切った
バートは父の態度が養子に対する公平さとは思わず
兄だけが特別に愛されてると羨ましがる
兄は子供の頃の自分の嫉妬を認め、バートに優しくする
バートは血が繋がってないとは知らないまま仲直り
遠くに行って二人で生きて行こうと誓うが、
鍵のありかを教えたケビンは絶命
けれどバートが気がつくと、ケビンは薬を飲ませた状態のまま
薬を一つ人にあげていたバートは、ライヴァンのところに
薬を寄こせと詰め寄る
薬はなく、薬に死体を蘇らせる力もない。自分も薬を含んだため
兄の精神だけが薬の効果を発揮し、バートの体に入り込み
兄が生きていたらという世界を脳でシミュレーションした
のだろうと言われる
鍵は兄から渡された実家の部屋にあり、兄の死体と実家に戻り
生き返れと願うバートで終わり
3話 eternal friend
ハイビルア研究所にいる頭のいい老犬、ジョンは研究対象
3か国語を操る完璧な頭脳を持っていたが
年も取り、めんどくさくて普通の犬のフリをしていた
おなじ研究所にいるニコラスは少年だが、頭は5歳児並み
心優しく、ジョンにとっては誰よりも大事な人
ある日、葬式に行ったニコラスが願い事が叶う薬を貰い、大喜び
研究所内で仲良く暮らしていたが、研究所のサンプルである
ビルア種の子供・ラビが死んだことで
警察の手入れが研究所に入ることになる
非合法な研究を繰り返していた職員は慌てて
資料などを処分
ニコラスとジョンは部屋に閉じ込められ、睡眠薬を盛られて
放火で研究所ごと焼き殺されそうになる
なんとか逃げ出した二人は一粒ずつ薬を飲む
ジョンは、ニコラスとずっと一緒にいられるように
人間になりたい
人間になって喜ぶジョンだが、ジョンと話がしたいと望んだ
ニコラスは人の言葉を理解できず
「ワン」としか鳴かないようになっていた
その後、二人で貧民街で暮らしている時に研究所の職員と会い
ジョンはニコラスと、脳を入れ替えられていたことを知る
犬の脳で、本当に犬になってしまった
本来の自分の体を持つニコラスをジョンは
ずっと守っていこうと誓い、抱きしめる
話はとても面白いんですが、この本自分的には
なかなか読み進められなかった
この作者の話はグイグイのめり込ませるものがあるんだけど
途中からは確かにあるんだけど
なかなか目が進まず。原因不明です
近未来だからかな・・・

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