"本"カテゴリーの記事一覧
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高村作品に出てくる人達のことですが。
この「ちょっと撫でた」という言葉が
とても好きなので
勝手に一族と命名しました。
高村言葉なんでしょうか。
この「ちょっと撫でた」というのは。
先日(っていつだ)合田さんが義兄の手の甲を
「ちょっと撫でた」と思ったら、
リヴィエラでは
子供リーアンが子供ジャックの手をこれまたちょっと撫でて
ました。
かわいいなー。この二人。
この「ちょっと撫でる一族」の他に
高村作品には一歩ごと考えを交差させる一族もいます。
合田さんが照柿で、一歩ごとに「憎悪、未練、憎悪、未練」
とやってましたが、まさにこれ。
こういうの、大好き。
一族ではないですが、他に高村言葉として
「〜なのだった」があるようです。
他の人ではあまり見ない。
ところで文庫が出たからって
改稿前のものをなくすのはやめてもらえませんでしょうか。
改稿前の方が好みなので、この対処は辛いです。
マークスで大好きだった、おにぎり食べ過ぎて(3つ食べた)
トイレにこもった同僚に対して合田さんが言った
「4つ食って死ね」「ハッハッハッ」というやりあいも、
文庫だとえらく殺伐としててショック。
あんなに嫌な顔して言っていたとは思いませんでした。
もっとかわいいのを想像してたなぁ。
あとやっぱり「俺のお蘭」が消えてしまったのが辛い。
寂しいです。
お蘭、早く島から戻ってきてー。
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「太陽を曳く馬」で合田さんが放った一言。
妙にはまってしまいました。
ちなみに
「座禅いいよ〜してみない〜? 不思議な感覚
味わえるかもよ〜」
というお坊さん(?)の誘いに対しての答えがコレ。
(勿論お坊さんはもっと硬い言葉で言ってました)
内容・・・禅問答はよくわかりません。
難しいです。
出てくる人みんな怪しいし。
あと2,3回読まないと内容噛み砕けそうにない。
京極堂シリーズの「鉄鼠の檻」でも
本の中でみんなが
「大悟いたしました」と言っている中で
自分一人「大悟できなかった」ので
向いてないのかも。
禅問答より、なんとなく言葉の意味を雰囲気で
感じ取ろうとした合田さんが
「吉田戦車」を思い浮かべたほうにビックリ。
二度目だった気がする。
高村さんが出す「吉田戦車」。
お気に入りなんでしょうか。
かなりの・・・違和感が・・・。
ところで合田さんがメールしてます!
しかも軽やかに。
これも驚き。
綺麗な字なんだから、手書きにしようよー。
嬉しいような、もったいないような気分です。
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二巻目を読みました。
(また正しい順で読んでいない・・・)
なんというか、勢いありますね。
みんなして「!」をつけて話している。
とても激しい。
気性も激しい。
文章で少し「ん?」と目が留まった部分があったんですが
そんなもの無関係にさせる勢いがすごい。
確か作者の気性も激しかった気がします。
(何かの対談で、校正が入れたチェックを
「自分の美意識に合わない」と弾きまくり、
「こんなチェックは見せられない」と
突き返したチェック部分を編集がミスノンで
消したとかなんとか読んだ気が)
なんとなく初期の栗本薫さんを思い出しました。
ずいぶん早書きのようだし、似ているかも。
さっき文章で気になるところがといいましたが、
実際はとても読みやすかったです。
ところで、堂上は何センチなんでしょう。
郁とどのぐらい差があるのかな。
チビと巻末の宣伝に書かれていたけど、
自分的にあまり小さい印象はないので気になります。
165センチぐらいかな。
郁は170センチ越えだよね?
一巻を読むのが楽しみです。
150センチ台だったらどうしよう。
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さぁどんどんしまっちゃうからね。
の、しまっちゃうおじさん(@ぼのぼの)の
ような勢いで読んでいます。
しかしなぜか下巻から。
こういう読み方、よくしてしまいます。
シドニィシェルダンを読むときはほぼいつも下巻から。
読み順は下巻→上巻→下巻 です。
シドニィシェルダンは、途中でほとんどと言っていいくらい
(自分の読んだ物では大体上巻後半は)
祖父や家族の過去話になるから、現代の話が進まないんですよね。
なので下巻から読むと現代の話が進んでちょうどいい。
(作者の意図台無し)
こういうことをしてしまうのは、せっかちなうえネタばれを
全然気にしないからだと思います。
嫌がる人多そう。
でも自分的には結構お気に入り。
盛り上がっているところを読みながら、過去なにがあったのかを
想像するのが好きなんですよね。
で、上巻を読んで答え合わせする。
で、リヴィエラも下巻から手にとってしまったんですが。
最初はビックリしました。
わけがわからない。<5>と<6>がMI5とかのことだと
わかるまでに結構時間がかかったり。
(スパイ物の基礎知識がまるでなかったため)
何度も何度も人物紹介をめくりながら見ていたんですが
いきなりの山場に目が離せず。
なに、この意味ありげな会話。
なに、この出来事。
と、なに?が連続なのに、手がとまらず。
もうちょっとじっくり読みたいと思うのに
手がどんどん先に行くし。
途中から人物紹介必要ありませんでした。
公爵がいなくなり、シンクレアがいなくなり、キムまであんな
ことになり、最後這いずる手島に呆然。
気持ちが全然落ち着いてません。
上巻・・・上巻をここへ・・・!
あああ、落ち着きません。
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バッテリーシリーズ
横手の二人は
門脇秀吾
瑞垣俊二
でした。
なんだ、合ってた。
この二人、全然似てないのにイメージが
近いんです。
スタイル良くてモテて・・・ぐらいだけど。
片やイガグリみたいにトゲトゲしてるけど。
円グラフを飛び出すぐらい全ての数値が
マックスになってる感じがするけど。
やっぱりどこか似てる。
これが豪と巧だったら間違うこともできません。
あの二人は海音寺となら間違えてもおかしくないのに、
海音寺はなぜか全然間違わない。
性格が良すぎるからかな。
海音寺好きです。
今度は海音寺主役で何か出てほしいな。
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バッテリー番外編、です。
海音寺君、彼女できてよかったね。
ではなく。
門脇の話かなーと思ってたら、瑞垣の話だったんですね。
野球を振り切ろうとして、引きずられている子の話。
自分が天才じゃないと知りつつ、目の前の才能との
落差に絶望しつつ、それでも諦めきれない部分が見ていて
ちょっと痛い。
坂田靖子さんの「パエトーン」に
(これは実力のない画家と、才能ある者にインスピレーションを
与えることができる少年の話)
「絵画は僕なしでもいられるのに、僕は絵画なしでは
生きられない」
「能無しと認めたら生きてはいけない」
というような台詞があって、それを思い出しました。
ほしがってるものが他の人にしか見つけられないのは
辛いね。
門脇が素直に尊敬してるのがまた辛い。
しかしなんやかやいって一生離れられなさそうです。
この二人。
ところで門脇母の背中に手を回した瑞垣
(その直後見つかったタイミングの悪さ)には
笑ってしまいました。
あの慌てかたがかわいい。
あのシーン好きです。
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ガラクタ捨てれば自分が見える と
ガラクタ捨てれば未来がひらける
でした。
二つを混ぜ込んで書いてました。
タイトル。
すみません。
ちなみに一巻の「自分が見える」のほうが
入りやすいと思います。
「未来がひらける」のほうは
ちょっと風水風水してます。
ベルとか聖水とか出てくる。
片付けというより占い方面っぽい。
ところで片付け本のこわいところは
読んで一仕事終えた気になっちゃうところだと
思います。
なんかね。
よくやった、という感じ。
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ヨーロピアンバグア風水流
ルームデトックスで幸せ体質に
という本を読みました。
ここに載ってる風水って、あれですね。
ガラクタ捨てれば未来が見える、とかの本を書いた人と
同じ。
カレンさんと。
で、この本のいいところ。
片付けの仕方が手取り足取り載ってます。
ガス台の磨き方、風呂の磨き方、洗濯機の下の洗い方、
網戸のふき方、服のたたみ方まで。
ほかにもいろいろ目白押し。
「ここまで書いたらわかるやろ」というくらい
描いてあります。イラストで。
実践的なのでとてもありがたい。
ところでこの本読んでていかに自分が片付けと
違う思考を持っているか気づきました。
よく籠にまとめろって書いてあるけど(この本にも)
どうしても自分は
「籠が増えるじゃないか」としか思えず。
増えた籠は邪魔にしか思えず。
ここら辺が、なんかほかの人と違う感じ。
うーん。
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照柿で辻村さんに取り調べを受けている合田さんを
何度も何度も読み返してます。
ここで吾妻ペコが「うちの者さらったヤツでてこーい」
と酔っ払って踏み込んでくるのが好きです。
(その前の「うちのナニワ男はどこ行った」も好き)
でも何より気になるのがお蘭の歌。
もうなんていうか、最後だから弾けてたんだね。
珍しく幸せそうで泣けてきます。
で、この曲(多分自作)の
「われーらよんまーん、そーのなこそ、お、おーおおー、
けいーしちょーう!」
の節が本気で知りたいんですが、この曲元ネタあるんでしょうか。
警視庁の曲があるの?
警視庁の部分はミミレレドかな?と思ったんですが
警ー視庁ー!って歌ってるんだよね。
多分最後あたり音が飛び上がってるんじゃないかと。
(酔っ払い特有の節で)
このあたりの楽しさもすごくじわじわ来るんですが、
合田さんが「せめてキスぐらいしよう」と美保子にキスして泣かれて
しまった時の空虚感もじわじわきます。
辻村にあの時のことを「言うものか」って心の中で呟いてましたが
そりゃ言えないでしょうとも。プライドにかけても。
こんなにコケにされた(砂かけられた? どのみち存在無視)
ことはそうそう口にはできませんとも。
読んでて自分は美保子をあまりいい女には思えなかったので
どうやら合田さんとは趣味が合わないようです。
魔性系なのかな。
なんでもない人なのにどこか惹かれてしまう・・・という。
それとも合田さんが夏の暑さにやられてしまっただけなのか。
なんだか読んでて無性にかわいそうになってきたので
合田さんにはこれから幸せな目にもあってほしいです。
島へ気晴らしにいきなよ。
お蘭に会いにー。
どうでもいいですが、お蘭は忙しくても結婚生活上手くやって
いきそうな気がします。
ますますかわいそうです。合田さん。
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