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主人公の尊大さ
そういう風に見せてないんだけど
ふとした時に尊大さが出る
4巻の研究会に入った理由
「島田さんは
僕から「奪えるモノがある」と思ったから
僕を誘い
僕もまた
わずかかもしれないが
「差し出せるモノ」があると思ったから
研究会に入れてほしいと口にした」
これね
気持ちはわかりますよ
わかるけどさ
主人公C級、島田A級
島田の方が格上
先輩の胸を借りる気持ちだけでいいんじゃない?
なんで島田と自分を同列扱いしてるの・・・
中学生に棋士になって今高校生の若造が
長年戦ってきた人に向かって聞く口か?これ
随分自分を高く見積もってるんだなぁ、と思った
同じく
島田に対して
「聞きたいことがあるから、それを掴めるまでは
絶対に食い下がるしかないんだ」
ということを言ってるけど
食い下がるってなに?と思う
食い下がって
自分がその何かを掴めたら
研究会はサヨナラするの?
自分の欲しいものが手に入ったら捨てるの?
島田は研究会に入れてかわいがってるのに
その気持ちを丸無視してない?
主人公は利害だけで島田や研究会を見てる気がする
多分、諦めずに島田にしがみついてその何かを見つけるぞ
という決意表明なんだけど
「絶対に食い下がるしかない」
の言葉に違和感がある
粘り強く頑張っていくんだ
と言いたいのは分かるが
「食い下がる」と「~しかない」という言葉と
「絶対」「食い下がる」と
「絶対」「~しかない」という言葉
なんとなく、一致してない気がする
「絶対」というと末尾が「○○だ」と断定的になりそうだし
「~しかない」にすると、最初に「絶対」という言葉は
選ばない気がする
(~しかない、で「それ以外の選択肢は有り得ない」と言っているので
少々くどく感じてしまう)
「絶対」「食い下がってやる」ならまだ分かる
でもこれはもう個人の趣味の問題かも
自分は一文を読んで、気になって読み直した
その前に気になった主人公の台詞も
「研究会に自分を入れたことによって
なにか島田さんの役に立ててるといいなぁ
優しくしてくれてるこの人に恩を返せているといいなぁ」
ということを言いたかったんだろうけど
「自分にはこの人に差し出せるものがある」(キッパリ!)
となると、
少しだけでも自分の方が勝ってるものがある
彼が知らないことを自分は持っている
と言っているのと同意ではないのかな?
主人公は若干島田を下に見てる気がする
そういうところが引っ掛かる
棋士なんてみんなそんなものかもしれないけど
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読みにくいのは文字の多さ
写植を何種類も使うことによるページ内の煩雑さ
写植が太すぎる(または細すぎる)
書き文字が太い
と色々言ったけど
台詞枠も太かった・・・
これも読みにくさの原因の一つになってる
少なくとも、自分には
なぜなら、背景が黒で台詞枠の太さがわからない時は
読みやすくなってるから
そういう時は、太い台詞枠よりも台詞に目が行きやすい
でも背景が白や描き込みのある背景だと逆になる
ひどい時は
枠線より太い台詞枠→枠内にある写植→フキダシ外の描き文字→絵
の順番で目が行く
叫ぶ時に
枠線よりも太いもので台詞を囲むのは
アリだとは思う
少年誌とかありがち
でも、それが写植や絵より
目立ったらいけないんじゃない?
とはいえ自分の基準は
ドラゴンボールとか
スラムダンク程度ですが
あれより大きく叫ぶ必要がある内容は
この本にはないんじゃないかな・・・
将棋の話なのでむしろ静の動きで
恐怖を示す方がやりやすそう
要するに
文字や線が絵より目立っている
から読みにくいんだと思う
多分前も同じこと言ってるけど
せいぜい枠線程度の太さ(0.5ミリくらい?)で
留めてほしい
こんな感想言ってる人
他にはいないんだよね
みなさん内容を褒め称えていて
気になるのは自分だけなのかな
こんなこと気にしてたらいけない?
あと枠線を時々二重線にするのも気になる
特徴的なシーンを印象付けたいんだと思うけど
4巻最初の話「坂の途中」で
海に潜った鳥が浮かんでこないのを主人公と二海堂が
見るシーンとか
4巻終りで島田が負けるシーン
どういう意図で?と思うと、気になってきて
落ち着かない
多分雰囲気で使ってると思うんだけど
規則性があんまり見えない
で、一度目についてしまうと
「あ、ここも二重線だ」
「ここにもある」
と目が話よりそっちに行く
なので、話に入りにくくなる
こんな感じで
スッと話に入り込みたいのに
話に入れなくなるトラップが多い
この紙面のゴチャゴチャっぷりが
話を面白くさせてるのかなぁ・・・
読みやすくなったら
面白さも半減するんだろうか
いちいち引っ掛かりを覚えさせて
手を止めさせる技なのかもしれない
結構ストレスたまるのが辛いけど
それも手なのかも
結果的に考え込むことになるし
ただでさえ線がガザガサしてるから
他のところはシャープに
押さえてもらいたいけど
そうしたら紙面に合わないのかなぁ・・・
この「手を止めさせる技」は
雑誌なら有効だと思う
読むのに時間がかかってお得な気分に
浸れそう
本になると
結果的にコラムが一番読みやすい
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読んだけど・・・島田さんは
4連続負けしてても
かっこいいんだけど
やっぱり読みにくいです
この本は
ハチクロの頃よりどんどんどんどん
読みづらさが増している
絵が上手くなって
画面に細かく描写するようになって
読みにくくなる漫画に似てる
というか、書き文字が大きすぎる!
写植が大きすぎて目障り
明朝体とゴシック体と丸文字系が
ごっちゃになって描かれてて
その上人物が台詞欄以外で喋る台詞の
書き文字も太すぎる!
もっと細いペンにしてくれ
せめてロットリングなら0.3とか
(昔は0.2ぐらいで書いてる人多かった気がするが)
どう見ても名前ペン(サインペン)とか
マッキー(油性マジック)で書かれたような文字がある
そのせいで、画面で黒すぎる
それが写植と合わさって
余計にごちゃごちゃして
写植の隙間に絵が描いてあると言うか
写植と絵がケンカしてて
読みにくくなってると言うか
もうほんとに読みにくいです!
かと思えば
台詞枠に読めないくらい小さな写植が
細い書体で打たれていて
(5巻最初の方、山形に戻った島田が迎えが来てなくて
不安がるシーン
「うん、きっと来てるよ。こんな俺だけどきっと来てる」)
↑
これ本気で読めなかった
本に顔近づけて目を凝らして読んだけど
それでもギリギリ
総じて不親切な作り
背景をアシさんが綺麗に入れてるのはいいんだけど
それに濃すぎる大文字台詞が
白抜きで混ざると
本当に勘弁してくれと思う
どういう分類で写植を分けてるのか知らないけど
(主人公の独白は明朝体で・・・とか?)
文字の種類を多く使い過ぎです
1Pに5種類の文字がフキダシの中に書かれてたりする
多分作者は写植で画の面白さをアップさせようと
しているんだと思うけど
個人的にマイナス作用にしかなってない
編集も止めたらいいのに
編集がやらせてるならしょうがないけど
内容は、私は個人的に主役の3姉妹が全員嫌いなので
なんだかモヤモヤする
末っ子は子供嫌いなので無理。眉毛が太すぎる
次女は性格が嫌い。我が強すぎる。気が強くて意地汚い
長女も同じ。これが一番恐ろしい感じ。物凄くタチ悪い怖さがある
気が強すぎて、時折見せる計算高さやしたたかさにゾッとする
この人もなんか意地汚い感じがして苦手
この3姉妹は誰かが守ってやる必要がないくらい
アマゾネス
全員敵に回したくない感じです
厄介すぎて
良い人のふりしてるけど、その下に隠れてるものが
3人とも同じ臭い
女ならではの裏の陰湿さがチラ見えしてて
読んでると怖くてしょうがない
不倫してる女の子が一番わかりやすくてかわいいと思う
一番ワガママでしていることはひどくて、嫌われて当然の
キャラなんだけど
不思議な漫画
あと突然の
「僕は救われた。君に恩を返す」
が、唐突過ぎてついていけませんでした
ヒナが自分は間違ってないと言うことで
自分に手を差し伸ばされた気がした
というニュアンスは伝われるけど
なんでそれがそうなるのか
ついていけなかった
イジメに言い返した(いじめを見ないふりしてた
周りの波に逆らった)ことと
主人公がボッチだった理由って噛みあってる?
周りの波に逆らってもいいんだ
自分の意見を持っていいんだ
周りと意見が違ってもそれを強引に進めてもいいんだ
ということで天啓が来たのかもしれないけど
だとしたら説明不足では?
私にはわからなかったです
分かる人には分かるのかな
難しかった
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●愛された脱獄囚 ジョン・シェパード
これ、面白いです
なんというか、書いてる渡辺孔二さんの知識が半端ない!
私はこの人の頭脳が欲しい
真剣に!
それにしてもジョン・シェパード
なんであんなに毎回街に戻ってるんだろう
絞首刑になる最後の最後まで逃げることを考えてた
計画もちゃんと立ててたところがスゴイ
そして本当に愛されっ子
何より作者に愛されてるよ
ジョン・シェパード!
この本読むまで、ジャック・シェパードだと思ってた・・・
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●FLESH&BLOOD10
・カイト、異端審問を受ける
・ラウルの異端審問に不服申し立てにより、一時休廷
・ジェフリーとキット、スペイン入りするため髪を切る
・カイト、食事に毒を盛られる→ビセンテ、エリシャの技(人工呼吸)で助ける
・食事を運んだビセンテの侍従・レオは取り調べされる
・ビセンテ、陛下の妹、マリアの助力を得に彼女のもとを訪れる
・過去ビセンテが助けた女官は、スペイン第一王女と知る
・王のお気に入り・アロンソとビセンテに憎しみを持つ男が親戚と知る
・カイト、異端審問再開。異端の問題は無罪になったが、男色の罪を問われる羽目に
・カイト、無実を証明するため尻に木型を入れられる
・ジェフリー達スペイン入り。ミゲルと名乗る間諜に会い
カイト救出計画緻密に進め中
●FLESH&BLOOD11
・カイト、毎日ビセンテに優しく世話され中
・カイト、聖餐式で一人一人官僚などを見ながら
ビセンテ、ラウルの前でスペインの未来を占う
・ビセンテ、スペイン王と話す。アマルダの海戦
なぜおかしな人事をするのかの理由を王が語る
・ジェフリー達、間諜の蛇:パブロに会い、ミゲルが偽名で
二重間諜のラウルであること、ジェフリー達を殺す計画をしていることを伝える
・ジェフリー達、パブロの寝返りを了承。パブロに金を払い
ラウルを出し抜く計画を考える
・カイト、暗殺されかかったこともあり、宮廷から
フェリペ王を裏切った寵姫、エボリ大公夫人(アナ)のいる
パストラーナ公の屋敷へビセンテと共に移動
・カイト、屋敷でイエズス会の僧侶に扮したキットに遭遇
ヤン・グリフィスから預かっていた船の模型を渡す
・カイト、アナとラウルが繋がっていることを知る
予言の力を和平派の為に使うようラウルに脅される
・ジェフリー、カイトの導きで屋敷の中へ。カイトと再会
・カイト、ラウルの裏切りを知ったアナに殺されかかる
・カイト、血を吐いて自分が結核だと知る
・ビセンテ、王に呼び出されてアロンソと屋敷を出る
・偽の手紙でおびき出されたと知り、屋敷へ馬を走らせる
●FLESH&BLOOD12
・屋敷から火の手。カイト、レオとラウルに連れられて別の屋敷へ移動
・カイト、ラウルからレオの命をネタに言うことを聞くよう脅される
・ジェフリー達、カイトに合流。ラウル指示に従い逃げる
(ラウルの手の者に殺される前にカイトを連れて離脱予定)
・カイト病気の為なるべく仲間にうつさないよう配慮中
・ビセンテ、アロンソ。ラウルに合流
・ビセンテ、屋敷に火をつけたとされるヒターノ(ジプシー)の
怪しい馬車を探ってレオ発見(ラウルの計算通り)
・ビセンテ、ヒターノを脅してラウルが計画者だと感づく
・ビセンテ、ラウルを拷問。ジェフリー達の場所を聞き出し追う
・ジェフリーは、自分達を始末する手はずだったラウルの手下、リックを買収
・追いついたビセンテ。カイトはジェフリー達を逃すために一人で
ビセンテのもとに戻る
・カイト喀血で、ラウルから結核お墨付きをもらう
・ビセンテ、カイトの命が短いと知ってチューしてカイトを逃す
●FLESH&BLOOD13
・カイト、仲間と船での生活
・カイトはキットや仲間とボートへ移動
・カイト、ケルト歴気にする
・ジェフリーは対ウォルシンガムのため
「カイトが見つからず呑んだくれている」演技。陸でも続行
・カイト達、ジェフリーの建てた家へ行き、みんなで食事
・カイト、大きな浴室でジェフリーの髪洗う(やりたかったこと)
・カイト、浴室で喀血。リリーを連れてきてとジェフリーに頼む
・カイト、肺病だとナイジェルやキットにも告げる
・ラウル、逃げる
・ビセンテ、カイトを逃がした罪を王に与えられず罰してほしいと懇願し
自分の船を取り上げられる。嫌いだったアロンソとはすっかり親友に
・カイト、和哉が16世紀に来る夢を見てリリー、ジェフリーと共にホーの丘へ
・ジェフリー、カイトとリリーが秘密を持っているのに気付くが
カイトを信じて目を瞑る
●FLESH&BLOOD14
・ラウル、自分を出し抜いたジェフリーを痛めつける計画中
・カイト、具合がどんどん悪化。衰弱中
・カイト血だまりで窒息しかかり、ジェフリーが羽ペンで吸い出す
・ナイジェル、カイトを助けたいからロンドンに連れて行きたいと
訴えるが、ウォルシンガムに見つかる可能性高く、ジェフリー却下
・リリー、日本人がゴボウを食べると知って仰天(これ、なんかウケた)
・ナイジェル、パイにアヘン(睡眠薬)を入れてリリーを眠らせ
カイトを連れてロンドンへ向かう
・カイト、ナイジェルを説得。屋敷に戻る
・ジェフリー、カイトの未来予知を地道に書き取り
・ウォルシンガムの手が伸びているため、屋敷を捨て逃走覚悟
・ジェフリー、いざという時の為にナイジェルに船、家を譲る準備
・カイトとリリー、ジェフリーが疑惑を持ってカマかけてたことに気付く
・カイト、命が残り少ないことを知り、生きるために未来に戻ること考える
リリーと扉があく日にちを計算
・カイトとリリー、ジェフリーに未来から来たと伝える
・ジェフリー、カイトが戻ってきても、その頃自分はウォルシンガムに捕まり
拷問、死刑と知りつつ、カイトを行かせることに了承
・ホーの丘に向かうが、ウォルシンガムの手下に屋敷を抜け出したのがバレる
・追手や仲間もホーの丘に来て、戦闘
・カイト、トンネルをくぐり未来へ
・ジェフリー、カイトが行ったのを知り、剣を捨て投降する
どこかでカイトがジェフリーからシーチェストの鍵をまた貰ってた
再会して逃亡中か、未来に行く前か
未来に行く時返却しようとして持っておくように言われていた気がする
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●COLD HEART in TOKYO、COLD HEART in NEWYORK
木原音瀬著
BLです
凄かった。今でも気分悪い
非常に秋沢に対してムカついてるし、こいつ気持ち悪いし
さっさと死ねと思う
簡単に言うと、宇宙人のように話が通じない身勝手な俳優、秋沢に
主人公の男、楠田正彦が精神的肉体的DVをされて
ストーカーされ、死んだふりして身を隠して海外に
逃げたら追いかけられて、恐れおののく話
秋沢は多分精神の病
だってこういう人知ってるから
自己愛性人格障害と発達障害を併せ持った感じ
自分のことしか考えられなくて、周りの気持ちを察することは無理
浮気して恋人に言った言葉が
「一緒に沖縄来てって言ったのに来なかったのが悪いんだ」
「俺に淋しい思いをさせた正彦が悪いんだ」
淋しいから浮気した、と
バカか!
恋人が寝ている間に犯すのは当たり前
出て行けと言っても出て行かないのも当たり前
別れ話をしたら、植木鉢で頭を殴り
ベッドに縛り付けて犯す
その時の台詞が
「死ななくて良かった。死んだら腐ってくだけだから」
嫌がっている主人公を言葉で追いつめてトイレで抱いた時も
相手は物扱いで、一方的に自分だけ気持ちよくなってスッキリ
(一方が嫌悪感丸出しなのにも気づいておらず
愛し合ったと頭の中ですり替え)
立てなくてへたり込んだ恋人に向かって
「なんかさーレイプされたみたいだね~」と楽しげに言う
挙句の果てに
「エッチな体してる。風俗行っても、きっと売れっ子だね」
↑
これ、恋人への褒め言葉のつもり
本読んでて、これだけ憎いと思った相手いないわ・・・
何もかも人のせいにして、なにかあれば
「××してくれないと帰らないから」と脅す
相手が謝るまで文句を言い続け、周りにどれだけ迷惑かけても
気にしない。堂々巡りで埒が明かず、仕方なく主人公が謝ったら
「しょうがないから許してあげる」
「謝るぐらいなら、最初からあんなことしなきゃいいのに」
憎しみで内臓おかしくなるかと思った
秋沢は仕事で遠くに行ってた時に女と浮気したけど
その言い訳は「あれはマスターベーションだから。愛してるのは正彦」
と言い張る
浮気が許せず別れを言い出したら
自分は二人と浮気したから、そっちも二人とすればいい
と見知らぬ男を二人連れてきて
ガムテで目を髪ごとグルグル巻き(これ痛い!ホント取るの大変)
体を拘束して逃げられないようにした
自分の恋人を目の前でレイプさせる
そして目の前で恋人が犯されてて苦しかった
同じ苦しさを味わったからこれでおあいこだね
とにっこり
いや違うし!まず性別が!
それどころじゃなく全てが違うし!
その前に鈍器で頭殴られてる主人公はホント死にかけ
首も絞められてるし
命からがら助かったけど、入院する事態
死んだフリして逃げるのも当然
その後、主人公は自分に起きた事件が元で
トラウマ発症。男には全く近づけなくなってしまい
仕事に支障が出かねない状態
なのに生きていると知り大好きな恋人に会いに
NYまで行く秋沢
この執着、ホラーでしかない
こんな奴と一時でも恋人同士になった主人公については
トチ狂ったとしか言いようがない
一途なところにほだされたんだろうけど
その一途さは異常だから
NYで二人きりになった時に
トラウマ発動してガタガタ震える主人公を見て
ようやく秋沢は「自分は彼を苦しめたらしい」と気づくけど
ぼんやりと掴んだだけで本質では何も分かってない
自分は好きだから、自分は、自分は。秋沢はこればっかり
「俺は好きなのに、ずっと好きなのに、この気持ちはどうすればいいんだよ」
と泣く秋沢が、マネージャーに言われた一言
「努力して、忘れるんです」
「みんなそうしてますよ。秋沢さんだけが特別なわけじゃない」
あんなことして自分が嫌われてるとはこれっぽっちも
考えてなかった秋沢もすごいが、この返事が妙にリアルだった
最後に主人公が選んだ結論は、自分的には微妙
結局秋沢は最後まで、自分のしたいようにしてると思うし
本当に具合悪くなる話だけど、
途方もない個性がある作品ともいえる
印象深かった
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●百鬼夜行抄22
・鬼の帰館
開さんが異界から戻ってきたけど
司にだけは別人に見える
別人を本家に住まわせてはいけないと
司はそれを周りに伝えるが
律にまで否定されてショック
別の場所ではある一家が
使われていない家を取り壊すため整理に
そこは「山野櫂」という祖父が妻子を殺した家だった
その人物の顔が、司が見えていた別人の顔
本物の開の精神は、化け物に捕まって麻雀から
逃げられずにいた。勝ったら逃げてもいい約束だが
勝っても体だけ、中身は別人で現世に戻らされていた
蝸牛がいるという噂を聞いて
祖父に会いたいために律が行くと、いたのは開
二人して麻雀から逃げられずにいると、青嵐が変わってくれた
律と二人逃げ出せたことで、開は現実にある自分の体に戻れた
・一番背の高い木
開のために手当たり次第にお参りしたおばあちゃん
早くお礼参りに行かないと、得たものを失うと蝸牛に言われて
律と司に代理を頼む
別々の場所に向かっていた二人は偶然会い
大雨に降られて怪しい古民家に雨宿りさせてもらうことに
そこで妖怪を見て、なんとか逃げ帰る
律はお礼参り完了
おばあちゃんの代わりに命を懸けてくれたのは
庭にある大きな杉の木だった
・美貌の箪笥
環は本当に弟の開が大事なんだね
女性を見れば見合いを企む性質に変わりなし
異界から戻って護法神を一匹も持っていない開は
心霊物件の引っ越しを手伝うことに
昔の職場の不動産会社女性が開に相応しいか
勝手に見極め&くっつけようとする環
しかし開と部屋に女性を二人きりにしたせいで
部屋の中にいた嫉妬深い女性の霊が乗り移り
開は包丁で刺されそうになるが、護法神が一匹
戻ってきて命を救われる
部屋にいた女性の霊は箪笥にくっついていて
その霊は開が気に入ったらしく
勝手に開の家に引っ越し便としてやってくる
開は幽霊にモテました、という話
無駄にハンサムという内容が書かれているから
開は設定上とてもかっこいいらしい
・二つ穴
父方の親戚からいきなりマンションが遺産として
律に転がり込む話が来る
乗り気の司と一緒に律はマンションを見に行くが
そこには強い霊がいて
掘られた墓穴にはいるよう要求
どうやら昔、墓穴を掘って人を埋めていた時
死んだと思っていた人に逃げられた先祖がいたらしい
律と司がマンション購入して住むと勘違いした
司の恋人・星野君と一緒にマンションへ行くと、星野君が行方不明に
無事にマンションから3人で逃げ出すが
律には霊がついてくる
振りほどけない霊に殺されかかるが、
その霊はマンションを上げたくない持ち主の生霊で
配偶者が死に律に遺産の権利がなくなるとともに消失する
律はタダより高いものはない、を学んだ
・忘れられた宴
司は恋人の星野君と神隠し伝説のある村へ温泉旅行
帰ってこないと聞いた律は司を探しにいき
バス停で見知らぬおじいさんに会い、その人の家へ
そこは昔、祖父と一緒に訪れた場所だった
律は子供の頃、妖怪と一緒に遊んでいた
隙あらば律を食おうとする妖怪を止めていた蝸牛
「出されたものを食べてはいけない」
「自分の名前を言ってはいけない」
つい友達に名乗ったことで、祖父の言葉を破ってしまう律
その時から自分の身代わりにそこに置き去りにされていた人形
律は自力で逃げ帰り、家に戻ると司がいて
帰ってこないと言うのは連絡の行き違いだと知って
ぐったりした
・遊戯の季節
律は女の子と遊ぶ
でもその女の子は実は年老いた桜の巨木で
悪霊になりかけていた
沢山の死を見てきた(人や仲間が沢山死んで
自分が生き残ったのを
周りを蹴落として生きてきたと思っている)桜は
蝸牛を食らい息ながらえようとするが
律の言葉で綺麗な自分の姿を思い出し
悪霊となる前に散る(元々虫食いで枯れかけ)
その桜は切ろうとするたび人が事故に遭い
神木とも、血吸い桜とも言われていた
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泣きなさーい笑いーなーさい、の曲の節で
●雨乞いの歌
降りなさい
雨よ降りなさい
今すぐに 今すぐに 水を分けなさい
●雨降り中止の歌
止みなさい
降り止みなさい
今すぐに 今すぐに 雨を止めなさい
すみれ色の涙でハゲの歌
●薄毛(うすげ)って 薄毛って ブルーな毛根同士が
ハラハラ ハラハラ 落ちてくものだと思うの
淋しかったから 頭皮を愛して
淋しかったから 頭皮を見捨てた
淋しかったから あなたにさよならを
髪が落ちても 泣かないでいてね
というのを
一人で歩いていると考えたりしている
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英国バーバリーの工場拠点が
中国になったのは随分前
イギリスに行ってバーバリーを店頭で買ってきた人が
日本に戻ってから
メイドインチャイナの文字に驚いたと言う話を見た
うん、だろうね
正直工場は中国にしてほしくなかった
バーバリーはライセンスものでも
日本製と中国製がある
でも中国製だとバッタものに見える
他にもタイとかニュージーランドとか
ありそうな感じだけど
メイドインイングランドじゃないバーバリーには
個人的にはあまり興味わかない
ライセンスと変わらないというより
それならむしろライセンス日本製の方がいいような・・・
とか言ったら
最後だけちょこちょこっと英国で仕上げて
メイドインイングランドと言い張る気もする
中国製バーバリーは好きじゃないな
なんとなく
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