"本"カテゴリーの記事一覧
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●愛された脱獄囚 ジョン・シェパード
これ、面白いです
なんというか、書いてる渡辺孔二さんの知識が半端ない!
私はこの人の頭脳が欲しい
真剣に!
それにしてもジョン・シェパード
なんであんなに毎回街に戻ってるんだろう
絞首刑になる最後の最後まで逃げることを考えてた
計画もちゃんと立ててたところがスゴイ
そして本当に愛されっ子
何より作者に愛されてるよ
ジョン・シェパード!
この本読むまで、ジャック・シェパードだと思ってた・・・
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●FLESH&BLOOD10
・カイト、異端審問を受ける
・ラウルの異端審問に不服申し立てにより、一時休廷
・ジェフリーとキット、スペイン入りするため髪を切る
・カイト、食事に毒を盛られる→ビセンテ、エリシャの技(人工呼吸)で助ける
・食事を運んだビセンテの侍従・レオは取り調べされる
・ビセンテ、陛下の妹、マリアの助力を得に彼女のもとを訪れる
・過去ビセンテが助けた女官は、スペイン第一王女と知る
・王のお気に入り・アロンソとビセンテに憎しみを持つ男が親戚と知る
・カイト、異端審問再開。異端の問題は無罪になったが、男色の罪を問われる羽目に
・カイト、無実を証明するため尻に木型を入れられる
・ジェフリー達スペイン入り。ミゲルと名乗る間諜に会い
カイト救出計画緻密に進め中
●FLESH&BLOOD11
・カイト、毎日ビセンテに優しく世話され中
・カイト、聖餐式で一人一人官僚などを見ながら
ビセンテ、ラウルの前でスペインの未来を占う
・ビセンテ、スペイン王と話す。アマルダの海戦
なぜおかしな人事をするのかの理由を王が語る
・ジェフリー達、間諜の蛇:パブロに会い、ミゲルが偽名で
二重間諜のラウルであること、ジェフリー達を殺す計画をしていることを伝える
・ジェフリー達、パブロの寝返りを了承。パブロに金を払い
ラウルを出し抜く計画を考える
・カイト、暗殺されかかったこともあり、宮廷から
フェリペ王を裏切った寵姫、エボリ大公夫人(アナ)のいる
パストラーナ公の屋敷へビセンテと共に移動
・カイト、屋敷でイエズス会の僧侶に扮したキットに遭遇
ヤン・グリフィスから預かっていた船の模型を渡す
・カイト、アナとラウルが繋がっていることを知る
予言の力を和平派の為に使うようラウルに脅される
・ジェフリー、カイトの導きで屋敷の中へ。カイトと再会
・カイト、ラウルの裏切りを知ったアナに殺されかかる
・カイト、血を吐いて自分が結核だと知る
・ビセンテ、王に呼び出されてアロンソと屋敷を出る
・偽の手紙でおびき出されたと知り、屋敷へ馬を走らせる
●FLESH&BLOOD12
・屋敷から火の手。カイト、レオとラウルに連れられて別の屋敷へ移動
・カイト、ラウルからレオの命をネタに言うことを聞くよう脅される
・ジェフリー達、カイトに合流。ラウル指示に従い逃げる
(ラウルの手の者に殺される前にカイトを連れて離脱予定)
・カイト病気の為なるべく仲間にうつさないよう配慮中
・ビセンテ、アロンソ。ラウルに合流
・ビセンテ、屋敷に火をつけたとされるヒターノ(ジプシー)の
怪しい馬車を探ってレオ発見(ラウルの計算通り)
・ビセンテ、ヒターノを脅してラウルが計画者だと感づく
・ビセンテ、ラウルを拷問。ジェフリー達の場所を聞き出し追う
・ジェフリーは、自分達を始末する手はずだったラウルの手下、リックを買収
・追いついたビセンテ。カイトはジェフリー達を逃すために一人で
ビセンテのもとに戻る
・カイト喀血で、ラウルから結核お墨付きをもらう
・ビセンテ、カイトの命が短いと知ってチューしてカイトを逃す
●FLESH&BLOOD13
・カイト、仲間と船での生活
・カイトはキットや仲間とボートへ移動
・カイト、ケルト歴気にする
・ジェフリーは対ウォルシンガムのため
「カイトが見つからず呑んだくれている」演技。陸でも続行
・カイト達、ジェフリーの建てた家へ行き、みんなで食事
・カイト、大きな浴室でジェフリーの髪洗う(やりたかったこと)
・カイト、浴室で喀血。リリーを連れてきてとジェフリーに頼む
・カイト、肺病だとナイジェルやキットにも告げる
・ラウル、逃げる
・ビセンテ、カイトを逃がした罪を王に与えられず罰してほしいと懇願し
自分の船を取り上げられる。嫌いだったアロンソとはすっかり親友に
・カイト、和哉が16世紀に来る夢を見てリリー、ジェフリーと共にホーの丘へ
・ジェフリー、カイトとリリーが秘密を持っているのに気付くが
カイトを信じて目を瞑る
●FLESH&BLOOD14
・ラウル、自分を出し抜いたジェフリーを痛めつける計画中
・カイト、具合がどんどん悪化。衰弱中
・カイト血だまりで窒息しかかり、ジェフリーが羽ペンで吸い出す
・ナイジェル、カイトを助けたいからロンドンに連れて行きたいと
訴えるが、ウォルシンガムに見つかる可能性高く、ジェフリー却下
・リリー、日本人がゴボウを食べると知って仰天(これ、なんかウケた)
・ナイジェル、パイにアヘン(睡眠薬)を入れてリリーを眠らせ
カイトを連れてロンドンへ向かう
・カイト、ナイジェルを説得。屋敷に戻る
・ジェフリー、カイトの未来予知を地道に書き取り
・ウォルシンガムの手が伸びているため、屋敷を捨て逃走覚悟
・ジェフリー、いざという時の為にナイジェルに船、家を譲る準備
・カイトとリリー、ジェフリーが疑惑を持ってカマかけてたことに気付く
・カイト、命が残り少ないことを知り、生きるために未来に戻ること考える
リリーと扉があく日にちを計算
・カイトとリリー、ジェフリーに未来から来たと伝える
・ジェフリー、カイトが戻ってきても、その頃自分はウォルシンガムに捕まり
拷問、死刑と知りつつ、カイトを行かせることに了承
・ホーの丘に向かうが、ウォルシンガムの手下に屋敷を抜け出したのがバレる
・追手や仲間もホーの丘に来て、戦闘
・カイト、トンネルをくぐり未来へ
・ジェフリー、カイトが行ったのを知り、剣を捨て投降する
どこかでカイトがジェフリーからシーチェストの鍵をまた貰ってた
再会して逃亡中か、未来に行く前か
未来に行く時返却しようとして持っておくように言われていた気がする
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●COLD HEART in TOKYO、COLD HEART in NEWYORK
木原音瀬著
BLです
凄かった。今でも気分悪い
非常に秋沢に対してムカついてるし、こいつ気持ち悪いし
さっさと死ねと思う
簡単に言うと、宇宙人のように話が通じない身勝手な俳優、秋沢に
主人公の男、楠田正彦が精神的肉体的DVをされて
ストーカーされ、死んだふりして身を隠して海外に
逃げたら追いかけられて、恐れおののく話
秋沢は多分精神の病
だってこういう人知ってるから
自己愛性人格障害と発達障害を併せ持った感じ
自分のことしか考えられなくて、周りの気持ちを察することは無理
浮気して恋人に言った言葉が
「一緒に沖縄来てって言ったのに来なかったのが悪いんだ」
「俺に淋しい思いをさせた正彦が悪いんだ」
淋しいから浮気した、と
バカか!
恋人が寝ている間に犯すのは当たり前
出て行けと言っても出て行かないのも当たり前
別れ話をしたら、植木鉢で頭を殴り
ベッドに縛り付けて犯す
その時の台詞が
「死ななくて良かった。死んだら腐ってくだけだから」
嫌がっている主人公を言葉で追いつめてトイレで抱いた時も
相手は物扱いで、一方的に自分だけ気持ちよくなってスッキリ
(一方が嫌悪感丸出しなのにも気づいておらず
愛し合ったと頭の中ですり替え)
立てなくてへたり込んだ恋人に向かって
「なんかさーレイプされたみたいだね~」と楽しげに言う
挙句の果てに
「エッチな体してる。風俗行っても、きっと売れっ子だね」
↑
これ、恋人への褒め言葉のつもり
本読んでて、これだけ憎いと思った相手いないわ・・・
何もかも人のせいにして、なにかあれば
「××してくれないと帰らないから」と脅す
相手が謝るまで文句を言い続け、周りにどれだけ迷惑かけても
気にしない。堂々巡りで埒が明かず、仕方なく主人公が謝ったら
「しょうがないから許してあげる」
「謝るぐらいなら、最初からあんなことしなきゃいいのに」
憎しみで内臓おかしくなるかと思った
秋沢は仕事で遠くに行ってた時に女と浮気したけど
その言い訳は「あれはマスターベーションだから。愛してるのは正彦」
と言い張る
浮気が許せず別れを言い出したら
自分は二人と浮気したから、そっちも二人とすればいい
と見知らぬ男を二人連れてきて
ガムテで目を髪ごとグルグル巻き(これ痛い!ホント取るの大変)
体を拘束して逃げられないようにした
自分の恋人を目の前でレイプさせる
そして目の前で恋人が犯されてて苦しかった
同じ苦しさを味わったからこれでおあいこだね
とにっこり
いや違うし!まず性別が!
それどころじゃなく全てが違うし!
その前に鈍器で頭殴られてる主人公はホント死にかけ
首も絞められてるし
命からがら助かったけど、入院する事態
死んだフリして逃げるのも当然
その後、主人公は自分に起きた事件が元で
トラウマ発症。男には全く近づけなくなってしまい
仕事に支障が出かねない状態
なのに生きていると知り大好きな恋人に会いに
NYまで行く秋沢
この執着、ホラーでしかない
こんな奴と一時でも恋人同士になった主人公については
トチ狂ったとしか言いようがない
一途なところにほだされたんだろうけど
その一途さは異常だから
NYで二人きりになった時に
トラウマ発動してガタガタ震える主人公を見て
ようやく秋沢は「自分は彼を苦しめたらしい」と気づくけど
ぼんやりと掴んだだけで本質では何も分かってない
自分は好きだから、自分は、自分は。秋沢はこればっかり
「俺は好きなのに、ずっと好きなのに、この気持ちはどうすればいいんだよ」
と泣く秋沢が、マネージャーに言われた一言
「努力して、忘れるんです」
「みんなそうしてますよ。秋沢さんだけが特別なわけじゃない」
あんなことして自分が嫌われてるとはこれっぽっちも
考えてなかった秋沢もすごいが、この返事が妙にリアルだった
最後に主人公が選んだ結論は、自分的には微妙
結局秋沢は最後まで、自分のしたいようにしてると思うし
本当に具合悪くなる話だけど、
途方もない個性がある作品ともいえる
印象深かった
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●百鬼夜行抄22
・鬼の帰館
開さんが異界から戻ってきたけど
司にだけは別人に見える
別人を本家に住まわせてはいけないと
司はそれを周りに伝えるが
律にまで否定されてショック
別の場所ではある一家が
使われていない家を取り壊すため整理に
そこは「山野櫂」という祖父が妻子を殺した家だった
その人物の顔が、司が見えていた別人の顔
本物の開の精神は、化け物に捕まって麻雀から
逃げられずにいた。勝ったら逃げてもいい約束だが
勝っても体だけ、中身は別人で現世に戻らされていた
蝸牛がいるという噂を聞いて
祖父に会いたいために律が行くと、いたのは開
二人して麻雀から逃げられずにいると、青嵐が変わってくれた
律と二人逃げ出せたことで、開は現実にある自分の体に戻れた
・一番背の高い木
開のために手当たり次第にお参りしたおばあちゃん
早くお礼参りに行かないと、得たものを失うと蝸牛に言われて
律と司に代理を頼む
別々の場所に向かっていた二人は偶然会い
大雨に降られて怪しい古民家に雨宿りさせてもらうことに
そこで妖怪を見て、なんとか逃げ帰る
律はお礼参り完了
おばあちゃんの代わりに命を懸けてくれたのは
庭にある大きな杉の木だった
・美貌の箪笥
環は本当に弟の開が大事なんだね
女性を見れば見合いを企む性質に変わりなし
異界から戻って護法神を一匹も持っていない開は
心霊物件の引っ越しを手伝うことに
昔の職場の不動産会社女性が開に相応しいか
勝手に見極め&くっつけようとする環
しかし開と部屋に女性を二人きりにしたせいで
部屋の中にいた嫉妬深い女性の霊が乗り移り
開は包丁で刺されそうになるが、護法神が一匹
戻ってきて命を救われる
部屋にいた女性の霊は箪笥にくっついていて
その霊は開が気に入ったらしく
勝手に開の家に引っ越し便としてやってくる
開は幽霊にモテました、という話
無駄にハンサムという内容が書かれているから
開は設定上とてもかっこいいらしい
・二つ穴
父方の親戚からいきなりマンションが遺産として
律に転がり込む話が来る
乗り気の司と一緒に律はマンションを見に行くが
そこには強い霊がいて
掘られた墓穴にはいるよう要求
どうやら昔、墓穴を掘って人を埋めていた時
死んだと思っていた人に逃げられた先祖がいたらしい
律と司がマンション購入して住むと勘違いした
司の恋人・星野君と一緒にマンションへ行くと、星野君が行方不明に
無事にマンションから3人で逃げ出すが
律には霊がついてくる
振りほどけない霊に殺されかかるが、
その霊はマンションを上げたくない持ち主の生霊で
配偶者が死に律に遺産の権利がなくなるとともに消失する
律はタダより高いものはない、を学んだ
・忘れられた宴
司は恋人の星野君と神隠し伝説のある村へ温泉旅行
帰ってこないと聞いた律は司を探しにいき
バス停で見知らぬおじいさんに会い、その人の家へ
そこは昔、祖父と一緒に訪れた場所だった
律は子供の頃、妖怪と一緒に遊んでいた
隙あらば律を食おうとする妖怪を止めていた蝸牛
「出されたものを食べてはいけない」
「自分の名前を言ってはいけない」
つい友達に名乗ったことで、祖父の言葉を破ってしまう律
その時から自分の身代わりにそこに置き去りにされていた人形
律は自力で逃げ帰り、家に戻ると司がいて
帰ってこないと言うのは連絡の行き違いだと知って
ぐったりした
・遊戯の季節
律は女の子と遊ぶ
でもその女の子は実は年老いた桜の巨木で
悪霊になりかけていた
沢山の死を見てきた(人や仲間が沢山死んで
自分が生き残ったのを
周りを蹴落として生きてきたと思っている)桜は
蝸牛を食らい息ながらえようとするが
律の言葉で綺麗な自分の姿を思い出し
悪霊となる前に散る(元々虫食いで枯れかけ)
その桜は切ろうとするたび人が事故に遭い
神木とも、血吸い桜とも言われていた
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話が難しくてこんがらがってきた
クリストファー・マーロウ=キット
で
トマス・キッドではないよね?
以下、実在の人物
トマス・キッド 劇作家(1558-94)享年36
無敵艦隊撃破の翌年「スペインの悲劇」を発表する
シェイクスピアの先輩格
無神論を口にしたかどでブライドウル刑務所に入れられ拷問を受ける
拷問に耐えかねて、
「自分に影響を与えた無神論者はクリストファー・マーロウだ」と告げる
マーロウが酒場のいさかいで殺害された時も
キッドはブライドウル刑務所に収監中
ブライドウル刑務所・・・小さな刑務所。短期間入れられる売春婦、
浮浪者が主。時々無神論者、同性愛者も入れられる
クリストファー・マーロウ(1564-93)享年29
キット・マーロウとも言われるらしい
「フォースタス博士」「マルタ島のユダヤ人」などを発表した劇作家
ケンブリッジ大出身
国際的スパイ。二重スパイの噂あり
無神論者、同性愛者であることを公言
気が短くて喧嘩っ早い
トマス・キッドとは一時同居の噂あり
トマスの住居から出た無神論者を示す紙が発見される
トマス拷問の結果の情報もありマーロウに逮捕状が出るが、
刑務所送りにはならず、なぜか枢密院への日参で許される
その後タヴァーンの居酒屋で男といさかいにより、殺害される
(謀殺説有望)
昔の恋人に売られたのか・・・というイメージだが
マーロウの場合、どちらかというと諜報活動的に狙われたんだろうな
そのぐらいすり抜けそうなので(実際すり抜けてる)
実在の人物がなんだかとても激しい人で
目の上のたんこぶでもずっとうまいことやって許されていたのが
たんこぶが大きくなってしまったような印象
有能だったため目障りになってやられたような・・・
マーロウの方がキッドより6歳年下なのが意外だった
マーロウ死亡の翌年、キッドが亡くなっていることも
それにしても29と36歳
若いな
この時代の平均寿命どのくらいだろ?
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初めて読んだ
存在は知ってたけど
今の今まで読んだことなかった
で、感想
・人のものを横取りしたがる女が出てくる
・性格の悪いフレネミー女と主人公は一緒にいる
(縁が切れない姉妹だったり、くされ縁の親友)
・「××が好き!」というが、カップルはお互いに気持ちが
しょっちゅう変わるので結局その時側にいる奴でいいんじゃね?
・長らく漫画家しているだけあって話は読みやすく進むし
次も読みたくなるけど、嫌な気分になるので好きになれない
・愛とか恋とか、それっぽいことならいくらでもするし
した方が自分に箔がつくからやるけど
結局自分が一番大事よ!が良く出ている
(まぁ誰でもそうなんだけど。なんか登場人物が
共通して底が浅いなーと感じる)
・主人公には「ずっと好きだった」片思いの男が
いることが多い
・主人公の女友達は、フレネミーに限らず
小さな嘘をついて、嫌味を言ったり
主人公の幸せを壊そうとする人が多い
(女の嫌なところが良く出てる)
・男は最初硬派、最後には煮え切らない嫌なキャラになる
(恋愛で悩む話の為、主人公格に持っていくと
どうしても悩むから仕方ないのかもしれないが)
・女は男にスキスキ言ってるわりには
大した失恋の痛みもなくすぐ他の男に目がくらんで
新しい恋に浮かれる
(だからスキスキうるさく騒ぐ割には
大して好きでもないんじゃん。なら誰でもいいだろ?と思う)
どんな漫画でも主人公は基本
「フレネミー。人のものを横取りしたがる嫌な女」
サブの位置に置いてるけど、これが描きたいんだと思う
この子がいないと話が進まないし
女同士の表面的にはお互いニコニコしながら
影でやりあう陰湿なところはよく描けてるし
これが描きたいから描いてるんだろう
男はあくまでもそのターゲットとして必要な感じなので
主人公の「彼が大好き!」という気持ちは
言葉だけで、いつも上っ面
主人公とその天敵は
主人公が好きになった男を取り合うことで
マウンティングし合う
この人の描く恋愛はマウンティングであって
愛だの恋だのじゃない
好きな男本人に目が行くより
必ず周りに目が行く
周りを排除している間、好きな男のことを
すっぽり忘れてるのが面白い
あと自殺の真似事して
人に心配されようとしたり
人を脅す材料に使う人がちょっと多い
そういう人がハッピーエンドになると
もうわけがわからない
自分の命を盾に人になにかを強要するって、DVだよ
もっともこんな手にひっかかる相手も悪いので
なんかもうどっちもどっち
恋愛にかこつけた女同士のいがみ合いや
あんまり好き合ってないんだろうなと思える
カップルの煮え切らない、泥まみれのグダグダを
読みたいならおすすめ
今思ったけど、この人、正妻と浮気女の話を描けばいいのに
同窓会で知り合った昔の女友達が、
自分が邪魔したのに上手いこと初恋を実らせて結婚してて
憎らしくなった女はそれを崩そうと男に迫る
そこから生まれる青春時代も絡めたドロドロ劇
そういうのが向いてる
もう描いてるのかな?
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●FLESH&BLOOD
○7巻
・カイト、和哉の夢を見る
・カイト、海の妖怪ブッカブーを見る
・ルーファス、ユアン、マック結婚してた。カイトお金貸す
・ジェフリーとカイト。ナイジェルを一人にして白鹿亭へ(ひどいな…)
・ジェフリーとカイト。エロっぽいことをする
・カイト、ジェフリーのシーチェスト(衣装箱&宝箱)の鍵を預かる
・カイト、白鹿亭のおかみ、リリーが、自分と同じ未来から来た
人間だと知る
・カイト、タイムトラベルした場所を調べに
ナイジェルとホーの丘へ行く
・カイト、ナイジェルにキスされて、彼の気持ちを知る
・ビセンテ襲来(カイトに濡れ衣を着せた道化師ピッポつき)
・ナイジェル、ビセンテにぼろ負け
・カイト、ナイジェルの命と引き換えにビセンテに捕まる
○8巻
・血まみれナイジェル、ジェフリー達に発見される
・ジェフリー、医者とナイジェル連れて船でカイトを追いかける
・カイト、ビセンテによりアランデル伯夫人(レディ・アン)の
屋敷に一時逗留
・ジェフリー達、屋敷に突入
・カイト一足先にボートで外洋へ
・カイト、レオに嫌われてる
・カイト、スペイン船に連れられて、船から飛び降りるが脱出失敗
・ビセンテ、ジェフリーがカイトにした悪魔の所業に憤慨
・ナイジェル、ジェフリーに自分の裏切り(カイトにキス)を詫びる
・カイト、嵐でブッカブーに遭う。
船を助けたことでスペイン神父に悪魔扱いされる
・カイト、ビセンテが眠っている間に神父達によって
船の不要物(材木、マスト)と一緒に海に捨てられる
・漂流していたカイト、ビセンテに助けられる
・ジェフリー、漂流していた残骸を発見。そこでカイトに預けた
シーチェストの鍵見つけて動揺
・ジェフリー、カイトが生きていると信じ、一旦プリマスへ帰還
○9巻
・カイト、スペイン用の自分の身の上話を考える
・カイト、スペイン到着。ドック(船工場)でラウルとファンに会う
・カイト、ビセンテ、ラウル、ファンと共にサンタクルズ侯爵と面会
・カイト、ファンがジェフリーの知り合いと知り、
ジェフリーに渡すためスペイン船の模型を預かる
・ジェフリー、エリザベス女王にカイト掠奪を叱られる
・枢密院、カイト殺害を検討中
・ジェフリーとナイジェル、キット(マーロウ)と再会
カイトのスペイン到着を知り、カイト奪還を計画
・カイト馬車→ロバに乗り換え、エスコリアル宮に到着
・カイト、フェリペ王に面会。アロンソと初対面
・カイト、フェリペより取り調べを受ける
・ビセンテ、サンティアゴ騎士に任命される
・ビセンテとカイト、僧坊に宿泊(王宮そば)
・カイト、フランシスコ会から告発→火あぶりになるかも?
ページ数少ないのに内容多い!
盛り沢山です
エロっぽいことをしていてもエロさはないです
一般小説と同じくらいしか
一般小説だったらカイトの役は男装した
はねっかえりの女の子なんだろうなーと思う
(女が船に乗れるのかは知らない。男装していても
不吉だと追い出されそうな気はする)
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●FLESH&BLOOD
○4巻
・ビセンテ、カイト奪取失敗の報告書作り
サンタ・クルズ侯爵家に出向いて内緒話
・グローリア号、ドレイクと共に英国帰還
・カイト達、ロンドンのホワイトホール宮へ呼び出し
・ウォルシンガムからの追及
・カイト、エリザベス女王のフールに選ばれる
・キットを含めてカイト達飲み会
・カイト、シリルに妬く
・ジェフリー、ナイジェルに妬く
・カイト、シリルの代理でキットの劇に出演。嫌がらせに逆転勝ち
ウィル(シェイクスピア)に会う
・カイト、道化部屋に住む。猫(ブラッキー)連れて行く
・カイトの改宗直前に、司教死亡
殺人の罪を着せられ、監獄へ
○5巻
・ジェフリー、ナイジェルはカイトの無実を晴らすため
司教のいたウィンチェスターの聖堂へ船で行く
・カイト、クリンク監獄へ
・レイヴン(拷問係)に「眠らせない刑」を受ける
・カイト、和哉の夢を見る
・ジェフリー達、ウッドマン司祭を
イギリスに連れて行く事に成功
・カイト、ビセンテの狙いにより
ウィルに監獄から誘拐されそうになる
・カイト、ウォルシンガムと話す
レイヴンを助ける
・ジェフリー、バーリー卿に助力を求める
バーリー卿の息子ローリーと取引成立
・カイト裁判。罪を認めることで聖職者規定により無罪
カイト、フールから解放される
・猫(ブラッキー)カイトの元に戻る
・カイト達、タイバーンで焼き印
・カイト、ジェフリーに告白
○6巻
・カイト高級服仕立てる&髪染める
・カイト達、プリマスに戻るため女王に別れの挨拶
・フランス貴族アルトヴィッチ、女王に謁見
・ジェフリー、プリマスに戻るついでに
女王の船ナンサッチ号で
アルトヴィッチをフランスへ送る役目を仰せつかる
・カイト、ウィルと話す
・ジェフリーとカイト、トランプ遊び
・船が海賊に狙われ、戦闘
(私掠行為ではない戦闘は初)
・カイト、戦闘で間近で人が死ぬところを見てショック
・カイト、ステーに飛び火したのを止めるため
高所恐怖症ながら檣楼(しょうろう)に上りマストを切る
・無事送り届け完了。プリマスへ向かう
忘れないように簡単に時系列を描いてるだけなのに
沢山あるわ
分からない言葉があるわ
なんかすごい
盛り沢山な内容だ。だから面白いのかな
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●FLESH&BLOOD
○1巻
・カイトは口が悪いワガママ状態
・タイムスリップでビセンテと遭遇
・カイトは記憶喪失のフリ。すぐバレて
占い師のフリ
・ジェフリー、男の恋人登場
・カイト、ジェフリーに手を出されてドン引き
・カイト、キャビンボーイになるが、ナイジェルに嫌われる
・船酔いに苦しむ
○2巻
・樽の水の腐敗
・嵐に巻き込まれ、壊れた船の修復と水調達のため
フランスの港に立ち寄る
・ビセンテに見つかり、港で乱闘。寒中水泳
・船で戦闘。大砲の打ち合い
ビセンテの猛追を振り切って逃げる(ビセンテ座礁)
・ジム敗血症で死亡
・カイトの頑張りにナイジェルはカイトを見直す
・カイトは最後まで石鹸を手放しませんでした
○3巻
・カイト、ナイジェルと剣の稽古
・私掠戦闘
・ドレイク暗殺未遂
・カイト、歴史と現実が違うことにビビる
・カイト、ドレイクに猫(ブラッキー)貰う
ナイジェル、自分の猫アレルギーと戦う
・ビセンテがグローリア号発見
船に乗り込んできてカイトを巡りナイジェルと決闘
・カイト、ナイジェルの辛い過去を知り、仲良くなる
骨折したら足をノコギリで切るしかない
勿論麻酔なしで…という
シーンが一番ひいーっと身が竦んだ
ゴリゴリ…ゴトッ
と音がするんです。たまらん
しかも切り口に熱いタールをぶっかける→終了
いやいやいや。待ってくれ
ないわ…
この時代怖すぎる
でもこのシーンがあったから、もっと読みたい!と
思ったんだろうな
大航海時代を衝撃的に実感した
あとビスケットの中にコクゾウムシがいるから
テーブルにぶつけてコクゾウムシを落としてから食べるとか
エールがメチャクチャ不味いとか
水がすぐ腐るとか
船の中ネズミだらけとか
そういうところがいいです
リアル感があって
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ビックリした
とっくの昔に終わってたと思ってた
調べたら18巻で休載になってるそうで
正しくは18,5巻
なんだ、0.5って
偶然特集を見て
検索したから分かったけど
これ未完だと案内せずに販売するんだね
18巻分無駄なんだが
でもリアルタイムで読んでた人も
無駄を食らわれたから同じか
休載理由が地震災害が起きたためらしいけど
単に飽きて書きたくなったんだろうなと思う
原発に絡んでなきゃ描けるでしょ
日本は地震国だし、今までも地震はあったんだから
ちゃんと読んだことなかったので
一巻読んでみたけど
登場人物全員の肩パットと膝下セーラー服すごかった
あと「激動の運命が始まる」とか
「選択しなければいけない」とか
映画CMに出てくるナレーションかと思える決め台詞
2p使った宗教画や世界終焉のイメージ画
はたまたブロマイドのような、手の込んだ見開き絵と共に
繰り出されるドラマティックな台詞達
この数が物凄く多い
いかにも「劇的です!」という紙面づくり
「ほらほら、この感覚分かるでしょう?!」
「ドキドキしてきたでしょう?!」みたいな…
これを書く分話を進めれば
もっと早く終わっただろうに…
いえ、わかりますよ
中二病者はワクワクしそう
大昔の自分ならワクワクだったでしょう
でもロボットアニメのCM前や、以下次週!
みたいな引きが何回も来すぎでしょ
さすがに
これ描かれたのバブル期だったっけ?
時代だなぁ
CLAMPは自分のキャラを
あちこちの漫画に出して
違う漫画の話もどんどん繋げていくから
わけわかんなくなっていく
自キャラ萌えの元祖のイメージ
自分キャラ萌えというより
自分達のキャラで二次創作してるような
描き方をするのでそこが苦手
でも同じような顔の人を大量に作るより
既に性格付けされたキャラを使った方が
便利だし、読者も裏を読んでくれるだろうし
キャラにファンがついていたら
そこから読者を引っ張ってこれるだろうし
便利な方法だろうなとは思う
他の作品のENDをつけずに
他の作品で引き継いだり
(東京バビロン→X)
するので、追ってる人は大変そうだなぁ
世界観も混ぜ込まれてしまうし
ホリックは好きなんだけどね
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